そう、ロックス。=エアロスミス。全くと言っていいほど今までエアロスミスに関して触れてこなかったけど、全然意図したからではなくなんとなく..........ただ、なんとなく。スティーブン・タイラーと言えばミックジャガー以後のSEXシンボル!。どこから見ても完全無欠のロッカー!。セックス!ドラッグ!ロックンロール!を地でいくようなそんな存在だ。2枚看板のもう1枚のジョー・ペリーはブルージーなロックンロールギターを鳴らしながらもアイドルはジェフ・ベック。本人的にも一時的にはロックンロールから抜け出そうと試みた時もあるが、結果的にはやはりロックンロールに戻ってきて自分の音色をわきまえているようだ。そんなエアロスミスはその昔キッスやクイーンと一緒に御三家的に扱われるも、常に王道クイーンと永久お祭りキッスと違い一時期はホントにひどい有様だったし、既に存在すらも消されていた時期もある。しかし、幼い頃にエアロスミスにリスペクトした世代がロック界に台頭(LAメタルというやつ)するにあたって背中を後押しされるというか手を差し伸べて表舞台に引っ張り上げてもらうような形で見事にカムバック!。以後はメタルブームが去っても御本家はもう既にスタンダード的に表舞台に立ち続けてさすが年の功というか抜け目ない。
アルバムではやはり、「ROCKS」「Draw the Line」が良いですね。それと復活時の「Done With Mirrors」もお気に入りです。MTVでもLet The Music Do The Talkingがヘヴィローテでしたが、この曲はその鳴かず飛ばず時代のジョーペリープロジェクトの曲でしたが非常に上手く復活させてましたね。
とはいうものの、正直キッスに対する思い入れやクイーンに対する納得感がなぜかエアロには得られない。という部分を良く考えてみたのですが、そこではたと気がついたのはビートルズ派かストーンズ派か?ということ。そうなんです、アッシはどっちかというとビートルズ派。ミックジャガーよりジョンレノン。そこがエアロを無条件リスペクト出来ない理由なのではないでしょうか?。とはいいつつ、その後のGuns N' Rosesはもう無条件リスペクトなんですよ。これはジョーペリーとスラッシュの差かな?。いや、人の指向とは複雑微妙なもんです、ホント。ただ、基本は何でも聞いてみる見てみる派なんで、たまにとんでもないものにリスペクトしたりするんですが。