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by biturbo93
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アルバムで聞くということ(というかススメ)
c0045049_14491765.jpg最近は、オムニバスも増え、簡単にネットでのダウンロードも出来るようになって昔に比べると随分手軽に音楽が聞ける時代になりました。これはこれで色々なものに接する機会が増えてアッシ自身は良いことだと思っています。PCで聞くのを敬遠される方もいますが、音質に強くこだわるなら別ですが、良い曲はたとえモノラルラジオでのエアチェックでさえ良さが届くときもある(それが味なこともある)ので、PCで聞いて気に入ればCD買ってステレオで聞くというのも、アリだと思います。要はオムニバスだろうがダウンロードだろうがエアチェックだろうが、そこで完結ではなくてきっかけになれば一番良いのかな?と。出来ればそこから元のアルバムを全曲とおして聞いてアーティストの良さを、アルバムの中の曲の良さを解るのが一番最高でしょう。
 例えばココに挙げたQueen。最近では、ドラマで使われ「JEWELS」「JEWELS II」とオムニバスがバカ売れしてるようです。それだけ、作られた楽曲に力があった(恒久的な)ということでしょう。そのQueenの中でも誰もが疑うことのない最高峰の名曲「Bohemian Rhapsody」。本当に名曲です。イントロのコーラスを聞いただけで厳かな気分になってしまいます。でも、この「Bohemian Rhapsody」が一番素晴らしく聞けるのはアルバム「A Night At The Opera」の11曲目として聞くときが一番感動します。その前の10曲があってこそ、一番輝くように11曲目にアーティストが収めた曲だからです。
 ピアノとブライアン・メイのリバーブの効いたギターから始まり初期ハードロックバンドの真骨頂と呼べるべき「Death On Two Legs」。そこからいきなり、おどけたように始まる「Lazing On A Sunday Afternoon」はまるで古いラジオから流れるラテン系な楽しさでテンポ良く進み、一転ハードなギターに叩ききられてロジャーのハスキーボイスが光る「I'm In Love With My Car」につながり、荒涼とした雰囲気に。そして、優しい雨音のように「You're My Best Friend」が歌い出される。「You're My Best Friend」も「I'm In Love .......」の後だからこそ、非常に生き生きとして聞こえてきます。その後にアコースティックがキレイに6弦ともかき鳴らされブライアンのあのギターが重なって「'39」。コーラスとアコースティックでアンプラグドな中にも途中でQueenならではの荘厳なコーラスアレンジでただのフォークソングには決してなりません。「You're My .......」に続いてそれ以上の心地よさに耳が包まれます。一転してちょっと古めなハードなリフから始まる「Sweet Lady」。フレディの声が完全にハードロックしてます。アップテンポではないながらも重厚な(バタバタした?)リズムで続き、最後はドラムとギターの掛け合いをしながらフェードアウト。続いてこれもおどけるような「Seaside Rendezvous」。2曲目の「Lazing On A .......」よりもテンポはアップされてるので、飽きずに楽しめます。メリーゴーランドに乗ってるように派手で軽やかで色々な景色を見せてくれるように曲は流れます。続いてシーンと静まり返ったところにハープ的なアコースティックがポロポロとマイナーで流れて急転直下ハードロックな「The Prophet's Song」はブライアンのギターが冴えに冴えてます(一体何回重ねてるんだ?)。しかも、7分を超える大作のその後編はどの楽器も思いきりジャンジャン鳴って大ハードロック大会となり、最後は始まりと同じくアコースティックなギターがポロポロと鳴り始まりと終わりが重なるようにピアノのイントロからハープが入り「Love Of My Life」。ここに来て今までの曲で最高に奇麗で丁寧な歌い方をするフレディ。まるで嵐の後の景色を愛おしむように優しく歌い上げます。それに呼応するように最後はキレイなハープで。静寂。お気軽にイントロが始まり肩の力が抜けるように「Good Company」。バンジョーなのかな?ジプシー達が奏でる路上演奏のような気軽さに思わず足をとめてしまったような楽しさがあります。吹奏楽まで加わり、楽しいバンド演奏がいつまでも続くような後半ですがイントロと同じメロディでパタっととまったあとに気になる余韻が。暗転。静寂の後に
Is this the real life?
Is this just fantasy?
Caught in a landslide
No escape from reality
Open your eyes
Look up to the skies and see のコーラスで「Bohemian Rhapsody」は始まります。母さん、僕は人を殺してしまいました.......。
そうなんです。長々とアルバム解説みたいになっちゃいましたけど、ここまで来たからこそ「Bohemian Rhapsody」の良さは最高にひきたつんです。この曲だけでも展開が多くアルバムタイトルどおりにオペラ的雰囲気は味わえるかもしれませんが、やはりその前の10曲の鑑賞があるからこそエンディングとして光るわけです。最後は独白です。
Nothing really matters
Anyone can see
Nothing really matters - nothing really matters to me

Anyway the wind blows...

その後の「God Save The Queen」は幕が終わったあとに流れるSEなんでしょうか。

特にこのアルバムは曲順等意識してコンセプトアルバムのように作られてるから通して聞くのが良いというわけではなく、他のアーティストの佳曲だってやはりその時点で作ったアルバムの1曲として聞くからこそ、色々な良さが見えてくるとアッシは思います。確かにシングルカット以外はクソミソというようなアルバムも無いではないですがね。
 オムニバスだろうがダウンロードだろうがエアチェックだろうが、そこを入り口としてぜひともアーティストの他の面やメッセージや色々なものが見えてくる「アルバムを聞く」ということをしてみるのもいいのじゃないでしょうか?。
by biturbo93 | 2005-03-25 15:50 | other
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