「Hot Girls In Love」 LOVERBOY
それいけ!ウイークエンド..........じゃない
立派な80’sヒットのロックンロールバンド、ラヴァーボーイ。そのヒット曲
「Working for the Weekend」の邦題は
「それいけ!ウイークエンド」。もうちょっとマシなセンス無かったのか?というほどカッコ悪い。この曲が入ったアルバム
『Get Lucky』はヒットしましたが、アッシ的にお気に入りなのはその次の
『Keep It Up』!そう、名曲
「Hot Girls In Love」をトップに持ってきたごきげん(笑)アルバムです。とはいいつつ、基本的にはシングルがメインのバンドなんで今やこの
「Keep It Up」はAmazonでも入手できないようなのでベストを聴けばOKです。しかも、この「Hot Girls In Love」、「Working for the Weekend」は80’sオムニバスに取込まれてるものもあるからそういうCDでも聴けるかもしれません。
LOVERBOYはどちらかというとダンパ廻りをしそうな程のベタなロックンロールバンドで同時期に同じようにヒットを放ってた
Huey Lewis & the Newsや
J. Geils Band(初期は違う)等々チャートインに的を絞った楽曲を主にしてます。余談ですけれど、Huey Lewis は
エルビス・コステロが最初についたバックバンド(アトラクションズ以前)をやってたことは有名な話(最初にサングラス外した顔を見たアッシは思いきりずっこけましたが)。ついでに余談ですけれど、J. Geils Bandのノリノリフロントマンの
ピーター・ウルフの最初の奥様は
フェイ・ダナウェイ(俺たちに明日はない....他)なのも有名な話。
ただし、見るからに不器用な
LOVERBOYは、ヒューイ・ルイスほどのパンチも無く、ピーター・ウルフほどの見るからロックスターな部分も無く、こじんまりとして楽曲が良くないとすぐに消えていきそうな感じは
サヴァイバーと同様といえば理解が深まるでしょうか。ただ、
サヴァイバーは泣きたくなるほど面白みのない曲を出すのに、ロックンロールという楽しさが楽曲に取り入れられている
LOVERBOYの方が救いはあったと思います。
そんな曲と関係ない話しはさておき、
「Hot Girls In Love」は素直に単純にカッコイイと思えるところが良いところ。効果音とドラムのロールから入るイントロはキーボードの音がデカイのが玉にキズですが、ギターリフもなかなかかっこいい。未だにMTVでこの曲のおふざけプロモを思い出します。確か砂漠かなんかの映像で、ドラムがスティック代わりにガソリン給油するやつを重そうに(当たり前だ)叩いてるシーンが浮かびますね。
後に、
ハノイロックスを解散(復活したけど)させた
アンディ・マッコイ達が組んだ
Cherry Bombzという女性Voをフィーチュアしたバンドが
「Hot Girls In Love」をカヴァーして'12で出しましたが、哀しいかな本家の
LOVERBOYが霞むほどカッコイイ!。この後にアルバムは結局出さずじまいだったようなので現在では音源が手に入らないのが哀しいのですが。(ハノイ企画盤とかに入れて欲しい)そう、アッシはハノイ大好きなんです。そのハノイと
Cherry Bombzとかの話はいずれ改めて。
でも、そんな風にカヴァーしたくなるほどの良い楽曲を持っていた
LOVERBOYでした。(今もサイトが継続されてるので、未だ現役なのかもしれない。尊敬)
boostermaniaさんのblogで太字が見やすいことを発見して、同じようにしてみました。