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驚きの”悲しきサルタン” マーク・ノップラー 
「Sultans of Swing」 Dire Straits BEST
悲しきサルタン ダイアーストレイツ

いやあ、この曲を引っさげてMark Knopfler(マーク・ノップラー)が出てきたときは、新人ながらの渋さに驚いたけどそれがまたなぜかヒットしたということにもさらにビックリ。その枯れたストラトサウンドとだるい歌声なその時流からえらく外れたこの曲がヒットしたという底の深さにもさすがな余裕を感じてしまったものです。懐深いよ、英米シーン。

いや、時流から外れているというよりクラシカルな感じ、というか”レイラ”や”ホテルカリフォルニア”のような名曲の趣きを携えて出てきたこの曲は今や確かにそのギターサウンドは名曲と呼んでも良いナンバーなのではないでしょうか。
 しかし、その風貌(ちょっと冴えない:失礼)からもサウンドからも若い時からキラ星のように出てきた有名ギタリスト達とは違い、英国のパブでコツコツと地道に演ってたマーク・ノップラーは普通に働きながら(教師、ライター)、ダイアーストレイツを率いてデビューしたのは既に20代後半という、もう頭の薄さも目立ちだす頃。しかし、時間がかかったものの最終的には全米2位まで行ったというこの曲はその当時の音楽シーンの軽さに飽き飽きした良心的ロックマニアの後押しというか拠り所になったからこその成果だったのではないでしょうか。なんせ、パンク、ニューウェイブ、AORやクロスオーバー等全般的に軽かったこの時代に”ホテルカリフォルニア”(こちらはモンスターヒット)と同じくOLDにされてしまったスピリッツの太いロックを熱望してた層が確かにあったんだと思います。

 その”ホテルカリフォルニア”のトリプルギターも、ギターソロの10指に入るくらいの名フレーズ、名プレイだと思いますが、この”悲しきサルタン”もギターのカッコ良さという点では全くひけをとらない素晴らしさと思っております。しかも、どんなに同じようなストラトで同じ機材で鳴らそうとも、このフィンガーピッキングの味はまず出せない、と思えるくらい卓越した指でのカッティングの響きとタイミング。しかも、左手のフレットミス(甘い感じ)さえも味があると思わせるところは世に出るまでに本当にギターを好きで弾き続けた男の凄みでさえあると思っています。ライ・クーダー等のソロやセッション専門では結構同様のタイプのギタリストはいると思いますが、自らダイアーストレイツを引っぱり歌まで歌いながらバンドにこだわる部分がアッシ的に好きなところなのですよ。バンド魂をビンビンに感じます。

 もちろん、全てのアルバムを聞いても全く損はしませんが、お手軽にヒット曲を含めた名演を堪能できるのがこのベスト盤です。そういえば、ここにも収められてる”Money For Nothing”(MTV創世記に大ヒット)が入っている「Brothers in Arms..」がリマスター再発されてましたので、性懲りもなく買ってきて聞きまくり状態です。
 あ、”Money For Nothing”と言えばこのギターサウンドはストラトじゃないな、と当時思ってたのですが、雑誌のインタビューで「レスポールで弾いた」というのを聞いて嘘っぽいと思っていたのですが、LIVE AIDのDVDで実際にレスポールを弾いていてしかもリアPUでとおしてたのにビックリしたものです。音だけ聞いたら絶対フロントの音にしか聞こえないのに...。でも、スティングとの共演はさすがにカッコ良かったですね。
by biturbo93 | 2005-07-06 23:50 | MUSIC_ROCK
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