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by biturbo93
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ファンキー? ハードロック? IGB
”Ian Gillan Band” Clear Air Turbulence
隠れた名盤とはこのことです。もうちょっと後に聞いた覚えがあったけど、このアルバムは1977の作品でした。

 しっかし、イアン・ギランて本当に考えて音楽をしてるとは思えないのですよねえ。ハード・ロックの王道を作ったDeep Purpleをリッチーおじさんとの確執で辞めたあとにこの路線て本当にこの人の好みだったんでしょうか?。ファンキーというかジャジーというかクロスオーバーというかフュージョンというか、そんなロックです。面子は、Ian Gillanの他は、
COLIN TOWNS : Keyboards、
RAY FENWICK : Guitars、
MARK NAUSEEF : Drums、
JOHN GUSTAFSON : Bass というあまりロック界には馴染みのない面々と思いきや、レイ・フェンウィックはスペンサー・デイヴィス・グループという渋い出身。そう、スペンサー・デイヴィス・グループと言えば、あのスティーヴ・ウィンウッドが居たバンドですよ。いや、もちろんリアルタイムで知ってるわけでは全然ありませんよ。そんな渋いところを起用したのか、ギラン自身が入って行ったのかわかりませんが、とにかく渋テククロスオーバーの出来上がりです。ハードロックに飽き飽きしてたのかもしれません。でもね、この時期にはハードロックというのは旧態化してるというイメージもあって、全くしぼむ一方(頑張ってる人達もいたんだけど)で殆どメインストリームではなくなっちゃってたんですよね。スタンリー・クラークみたいな人達が台頭してきたのを見てもわかるように人気はフュージョン(クロスオーバー)だったんですよ。穿った見方をすればそんな潮流に乗っかった(乗せられた)という感触がなきにしもあらずです。だって、ギランさんは、こんな自らの名前をバンドに冠しながら、バックの演奏に似合わないシャウトとかしちゃってますもの。ほぼ歌い方がパープル時代と大差ないのですよ。この歌い方しか出来ないのかもしれませんが。ま、多少はおさえてはいますけれどもね。

 というと、あんまり良くないアルバムって書いてるみたいですが、その実結構良いんです。いや、ビックリです。あ、邦題が「鋼鉄のロック魂」だからといって、バリバリのハードロックは期待してはいけません。あくまでもクロスオーバーの世界までです。いや、最初の曲から、シンセから始まり、ベースはもろにスタンリー・クラーク。ホーンまで入って展開も多いし、非常に音数も多いです。ま、ギランの声を聞きたいというより、ロック色の強いフュージョンアルバムとして受け入れるとOKですよ。実際、アレンジも音も緻密だし、全般的にベースは目立ってる(タウンズが大人しめかな?)けどやり過ぎてなくまとまってますし非常に完成度は高いですよ。これはこれで楽しめると思いやす。

 このアルバムはなんと6曲しか入ってないですし、1曲が長いのでゆっくりとした時間に聴くことをオススメします。

 このIGBは後で、NWOBHMが盛り上がってからは解散し新たにギランという名に変えて始めたものはまぎれもないハードロックなので、やはり、音楽性よりも、って気はするのだよなあ。節操がないのか時流にのるのが上手いのか。(しかも、パープル再結成にまんまと加わっちゃいますから)
 
by biturbo93 | 2005-07-17 01:40 | MUSIC_ROCK
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