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by biturbo93
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"神" はあくまでも邦題ですから。リズム隊最強
だって「There And Back」のリズム隊ですよ。
The Michael Schenker Group 「The Michael Schenker Group」
 以前にこのUFOの時にも書いたのですが、正直マイケル・シェンカーというギタリストについて世の中の人が言う程に凄いとは思ってなかったんですね。いや、嫌いじゃなかったんですけど。逆に好意は持ってましたけど、リスペクトはしなかったっていうヤツでしょうか?。あのリッチーおじさんと同等な受け入れ方でございました。えーとですね、凄く丁寧にギターを弾くなあという感じですね。勢いに任せてインスピレーションで弾くのではなくて、なんか緻密というか神経質なまでのギターを弾くし、歌のバックでは丁寧にバッキングに徹するし、凄い昔気質なロックギタリストという感じを受けました。
 で、そのUFOから姿をくらましてソロアルバムを出す、なんていうとJEFF BECK大先生にも繋がるインストアルバムかと思いきや、やっぱりのハードロックバンドなアルバムでした。元々ブルージィにギターを奔放に弾くタイプではないので、インスト向きじゃありませんから。と、思ってアルバムクレジットを見れば、なんとモ・フォスターにサイモン・フィリップスというアッシがベック大先生バンドのメンバーとして最も感銘を受けたあのリズム隊ですよ!。あの「There And Back」の。コイツは驚きです。この強力リズム隊が何をどうしてこのアルバムを引き受けたのかは謎ですが、サイモン君のハードロック界に殆どないタイコのフレーズはしょっぱなの”Armed And Ready”のリフが途切れる部分からも既に炸裂しております(”Feels Like A Good Thing”も”Into The Arena”もサイモン君光ってます)。特に紙ジャケのリマスターを持ってる人にはいかにサイモン君の押し出しが効いてるかは分かってもらえると思います。しかも、その時大したことないと思ってた”神”君のギターも落ち着いて聴くとなかなか真に迫った良いソロでないかい?と思いながらもやはり単調なヴォーカルはリマスターくらいでは補正は無理です。
 JEFF BECK GROUP時代の大先生もそうでしたが、この”神”君もパーマネントなヴォーカリストに恵まれなかったっていう部分がやはり運の悪さでないですかね。その点のみでもジミー・ペイジというギタリスト&バンマスは尊敬されるべきでしょう。それもこれも才能ですから。

 しかし、どんなに最強なリズム隊であっても、悲しいかなこういうハード・ロックのセッション・バンドってちょっと無理があります。そういった意味でもヴォーカルの単調さと楽曲のヒネリが少ないという部分を除けば、あまりハードロックとかヘヴィメタルなアルバムには聞こえないのではないでしょうか?。そうは言っても、ハードに演るのが基本的にキライじゃないのか?サイモン君もモ・フォスターもノリノリでヘヴィなリズムを作ってはいますがバンドサウンドじゃあありません。
 80年BECK大先生武道館の際には本当に信じられないほど緊張感のあるハードロックとでも呼べるようなライヴを行ってくれたこのリズム隊ですが、さすがにあの時のマジックはここでは光りませんでした。

 ただ、折からのヘヴィメタルブームとその後のコージー・パウエル加入により、UFO+レインボー=MSGみたいなノリでこのアルバムリリース直後よりもどんどん人気を上げて行くワケで来日公演までしてしまうのですが、その元はやはりバンドとしてのサムシングは無かったとしても優れたリズム隊に支えられた完成度の高いこのアルバムあってこそ、だったのではないでしょうか?。
by biturbo93 | 2005-10-02 20:06 | MUSIC_ROCK
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