”Photograph”
なんか以前に
デフレパードに関して書いた時はガールの記事みたいになってしまいましたが、iTunesでプロモの整理をしていて懐かしくなったので、ちょっくら載せてみようかな?と。
本当はアルバムではソロ部分しか弾いてませんがちゃっかり、メインギターの座として目立つ
フィル・コリンはこの頃まだ髪はふさふさでした。
この当時は、フィル・コリンはイバニーズ(どうもアイバニーズって抵抗ある)のデストロイヤーで3PUでケーラー付きですね。この頃はオリジナル・メンバーなのにワリと隅から動かない
スティーブ・クラークはレスポールのスペシャルというギターからして地味なチョイスでしたね。もちろん、
リック・アレンは事故前です。NWOBHMに心酔していたファンとしてはどうにも売れ線狙いなイメチェンに見えたかもしれませんが、元々アメリカを狙ってたこのバンドの方向性がフィル・コリン加入によって開花したってとこでしょうか?。このバンドに入っておとなしくなったフィル・コリンは自然とその位置が似合うように変わっていきました。
そして、軽く時は流れて...
”Pour Some Sugar On Me”
既に押しも推されぬビッグバンドとなった彼等はやはりその地位にふさわしい音の貫禄も身につけます。そしてどんなビッグホールであろうとヘッドライナーというその自信はステージングにもその音にも現れています。そして、この頃のスティーブ・クラークのカッコイイことカッコイイこと。まるで自分の人生の残り時間を分かっているかのようなその見事なステージングとふっきれ方はトップにいるプレッシャーの裏返しだったのか、ギリギリのカッコ良さがありました。この曲も本当にスケールが大きい。
フィル・コリンも相当薄くなってきてまして、手に持つギターはジャクソンのストラト系に変わりますが、個人的にはデストロイヤーやレスポールカスタムの方が似合う気がします。そして、我らがスティーブ・クラークはというとケーラー付きのカスタムという派手目に変わります。
ボンジョヴィのような生まれながらの商業的グループと、売れ線を目指してローカルからコツコツほぼ同じメンツで叩き上がってきたサウンドは本当に心底の太さとスケールが違います。その意味でもスティーブ・クラークがいないというのはさみしい限りです。ホントに。