George Michael & Queen 「Five Live」
来日コンサートには行きませんでしたが、WOWOWで
ポール・ロジャース入りのQUEENを見ました。各地で好評をもって迎え入れられたとおりにそんなに悪くないどころかさすが長年のフロントマン振りを発揮したポール・ロジャースにそんなに違和感なかったのと、元QUEEN組2名の奮闘ぶりも伝わってきました。(っていうかフレディいたときより目立ってますよ、余程目立ちたかったんでしょう)
最近のiPod溺愛ぶりから見てわかるとおりに日々せっせとプロモを移しているのですが、その中でもやっぱりこの組み合わせはカッチョ良いし、バンドの音と声が一番バッチリはまってます。フレディ追悼コンサートの時の
George Michael & Queenで
”Somebody To Love”。
フレディ亡き後にQUEENという姿を一番キレイに一番鮮やかに歌唱力でも声でもパフォーマンスでも見せてくれるのはやはり
ジョージ・マイケルだと思います。ポール・ロジャースではあくまでもポール&ブライアン&ロジャーであるのに対してジョージ・マイケルとの組み合わせでは完璧にQUEENしてます。この時はもちろんジョンも居たし。
この時のこの組み合わせでは”Somebody To Love”と
”39”でしたが、ぜひとも”Bohemian Rhapsody”も聴きたかったです。フレディに比肩する高音の存在感ですから、絶対にはまったハズなのに、エルトン・ジョンに譲ってしまったのはやはりビッグさによるところでしょうか。しかし、”Somebody To Love”だけでも相当素晴らしいですからね。もう、完璧と言っても良いでしょう。ジョージの本領発揮といったところでしょうか。
そうはいっても、ブライアンとロジャーの自己満足とも思えるこのツアーでは我が道をゆくジョージ・マイケルは参加するはずもないですけれどね。ジョンだっていないですから。
もちろん、ポール・ロジャースも巧者なので否定はしませんが、QUEENというバンド名を使う限りはこのレベルの完成度を望んでしまうのはしょうがないのではないでしょうか?。まあ、単純にアッシ自身がジョージファンという立場を除いたとしてもです。
この時限りの組み合わせだからこそ、貴重であり他には換え難い演奏なのでしょう。ジョージ・マイケル素晴らしすぎます。