ちょっと話のタネをスライドして.....
基本的に
レスポールが大好き(何回も書いたのでしつこいか)なのですが、ギター及びギタリストというのも基本的に大好きです。中でもハードウェアとしてのギターという楽器が好きなので、レスポール以外にも好きなギターはいっぱいあります。(コレクターではないですけれど)
その一つ。
B.C.Rich Bichです。今でこそヘヴィメタル御用達みたいなB.C.Richですが、出て来た当初はスルーネックでの3ピース、5ピース構造の高級メーカーでした(ちょっと廉価版でB.C.Ricoもありましたね)。そして、
イーグルや
モッキンバードは貧乏ハードロッカーではなくスタジオミュージシャンやフュージョンギタリストがこぞって使っていたんですねえ。そんな中で国内ではハードロック畑でいいますと
BOWOWの2人が初期に使ってたのが印象的でした。
その後に出て来たのがBichなんですが、このギターは衝撃的でしたね。なんといってもカッコイイしそのラインナップに変則的な10弦をメインに置くという画期的ギターでもありました。そして、B.C.Richでは当初から採用してきたアクティブサーキットを持ってバリエーション豊かな音を出せる高級ギターだったんです。確か60万以上してたような記憶があります。当時で言いますとギター界の
macintoshみたいなものでしょうか(SE/30とか高かったですよねえ)。
で、そのBichをメインで使ってたのが当時の
Aerosmithです。中でも
Joe Perryの赤いBichは本当にカッコ良かった。10弦で使ってたものと、下側のペグ4つを外して普通の6弦としても使ってましたが、PUをバータイプの
ビル・ローレンスにしてかなり個性的なギターに仕上がってました。ジョーもブラッドも使ってたのでビル・ローレンスともどもエンドース契約をしてたのかな?。
今でこそレスポールの印象が多いながらも色々なギターを使ってますが、当時はレスポールよりもこのBichとサウスポータイプのストラト(確かこれもビル・ローレンス)でしたね。抜けてソロになってからもしばらくは使ってたはずですが今では全く使ってないようですね。その後B.C.Richは
ワーロックとかでヘヴィメタルの代名詞のようになり、なんとセットネックのみならずデタッチャブルなんて廉価版を出したり日本で作ったり迷走してしまい会社自体も傾いてしまったようですが。
しかし、この赤いBichは未だに欲しいギターの一つであります。うーん、カッコイイもんなあ。
と、言いつつもやっぱりジョーはこういう派手レスポールが似合います。星条旗レスポールかっこいいなあ。