先日の
Lukatherを聴いたら、本家のギターが聴きたくなってずーっと聴いてます。
やっぱり
Eddieのギターは格別ですよ。聴いてて気持ちいいですもの。どこまでが計算でどこまでが感覚か、わかりませんけれど、このギターは楽しい、気持ちいい、他にない、素晴らしいです。シャッポを脱いでしまいますよ。
基本的にギターは好きなのですが、出しゃばりさんは嫌いなんです。速弾きも確かに退屈なんですけど、緩急混ぜたとしても延々とギターソロばかりを聴かされる曲なんて全くつまらないと思ってるのですよ、しつこいかもしれませんが。一時期流行ったLAメタル系以降のテクニック至上主義みたいなのって完全に身体が拒否反応です(でも、結構聴いてる(笑))から。そこに多少の歌心でもあればまだましですけど、ROCKバンドとしてギターが偉過ぎるワガママさんと、速いばっかりで面白みのないギターはノーサンキュー(死語)なんです。
そういった意味で昔のDioのVivianクンとかは相当嫌でしたし(今はそうでもない)、なんかリマールみたいな頭してたDokkennの人とか、ああ恐ろしやYngwie(この人の曲こそ聴いてて何が楽しいのか分からない)とかはもう全く受け付けません。バンドとして、曲としてキレイ、カッコイイ、楽しい、感動する、とか何か心動くものがないとダメで、その要素にはギターテクニックとかは当てはまりません。アッシの場合は。
先日の
TOTOのLukatherのギターから無性に
Van Halenが聴きたくなって、
iPodでずーっと聴いてますしこうやっている間も後ろでライブ映像を流しちゃったりしてます。確かにEddieのテクニックは凄いですよ。ニコニコしながら完璧に
”Hot For Teacher”のイントロを決めちゃったりしてますから。確かにインパクトとしての強烈さはあるし、ある意味現代的ロックギターのパイオニアだとも思いますが、彼の場合それにも増して自らの懐広くブルージィなフレーズもあるしちゃんとイイ曲書くし目立つけれども決してギターがイバることはないし何しろ何しろバンドとして音を出すことをすっごく楽しんでいるところが最高です。ホラホラ、もうニッコニコで弾いてるじゃあないですか。
以前にニコニコしながら平気で凄いことやるのはバルサに居る
ロナウジーニョみたいだ、って書きましたが、このライブ映像とか見てると、バンドとして音を出すのが好き=チームとして勝つのが好き、っていうとこなんかもホントに共通点あります。この2人。
ストイックなことがカッコイイこともありますが、こういうオープンさも十分カッチョイイ!と思うのですよ。ホントに。
あ、褒めたばっかですまないですがTOTOの新譜もう飽きました(笑)。