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Scorpionsのターニングポイント
と言えばコレ
Scorpions 「Blackout」

 先日あんまり聞かないと書いたScorpionsだけれど、書いたのをきっかけにこのアルバムが凄く懐かしくなってじっくりと聞いてみた。ううん、マジックだな、こりゃ。

 デビュー作からいきなり売れたバンドは別として、こういった息の長いバンドが急激に売れるときには必ずターニングポイントっていうか一皮剥けるアルバムがあるものなのだけれど、Scorpionsではこのアルバムにてダントツにそれまでと違った素晴らしい楽曲とパフォーマンスを魅せたと思う。これ以降は一層キャッチーさが増してちょっと日和ったのかな?というくらいになってしまって個人的に魅力を感じなくなり疎遠になってしまったのだけれど。

 ウリという強烈な個性が居て、おまけに強烈なリーダーのRudolf Schenkerが居て、しかもなぜかその弟@神が居候したり曲書いてたりして非常にやりにくかったと思われるMatthias Jabs君がまったく気兼ねなくはじけているのがこのアルバム。そして、たしかこのアルバム前まで喉を壊して直して帰って来たと思ったら凄い直りっぷりで爆発的ヴォーカルを聞かせるKlaus Meine。もう、鼻にかかったあの声が炸裂して、特に”Now”なんてもう限界を超えちゃっているような鬼気迫る歌いっぷり。この曲は奇をてらわずに思いっきりハードロックの王道的なリードギターを聞かせるMatthias君も褒めて上げたい感じがします。

 Scorpionsに根本的に惹かれないのはもちろんバンドとしてカッコ良くない(失礼)部分への拒否反応は別として、正統派王道系ヴォーカルを聞かせるKlaus Meineに一因があるのだ。別にジャンル的にこだわるワケではないのだが、ハードなR&Rやブルージィな歌って好きだし、伸びる声が嫌いなワケじゃあない。Paul Shortinoだって大好きなワケだし。あとはパンキッシュな歌だってイケるクチである。
 しかし、Klaus君はDio並みにつらい。ここらへんは、プラントOK:ギランNG、ディアノOK:ディッキンソンNGというような公式が僕自身の中になぜか存在するからだと思う。きっとクドい部分がダメなのだ。

 とはいえ、それまでのウリ時代やこれ以前のアルバムとは全く違ったキレを持った神懸かり的な作品のこのアルバムで一皮も二皮も剥けた彼等はこの自信と当時のブームに後押しされて次のアルバム「LOVE AT FIRST STING」で押しも押されぬワールドワイドな存在になるのである。そのきっかけはあくまでもここにあります。多分。


 とにもかくにも捨て曲無しの佳作であることには変わらない。
by biturbo93 | 2006-04-09 18:41 | MUSIC_ROCK
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