いやあ、ライブハウスね。コレ。
The Cult
「Instant Live: House of Blues - San Diego, CA, 3/4/06」
しかし、凄い勢いでここらへんのLiveを出してるのはなぜなんだろう。金か?うーん、金だけとは考えにくいし、しかもそんなに数が売れるとは思えない。でも、Rare Cultといいヴォリュームあるの好きだからなあ、この人達(笑)。
いやあ、もう確かに2006年に
Ian Astburyと
Billy Duffyの
The Cultが元気にライブしてるってだけでめっけもん(笑)なのだけれど、そのライブ盤と来た日にゃあ、そりゃあもう末恐ろしい事になりますよ、本当に。狂気乱舞。
でも、冗談抜きでこのライブ盤を19枚も出したその勇気に拍手するしかない。だって、クオリティとしてはかなりの最悪ぶりですよ、このライブ(笑)。とりあえず19枚の中でどうクオリティ(録音品質ではなくて演奏の質ね)が変わって行くかを感じたくて、とりあえず最初の頃として選んだのがコレ2006/03/04サンディエゴってことになるのかな?。録音クオリティは別にコレ以降も上がって行くワケがないので、他の盤も推して知るべしという感じだと思うが本当に最悪レベル。というよりは完全にブートレグ。いやあ、本当に
Pearl Jamのようなライブ盤だよ、これは。でも、あちらはチケットの高騰っぷりとブートレグ乱発に反発したPearl Jam自体がファンの為に出したという崇高なポリシーがあったが、この19枚は何のためなんだ?(笑)。
でもね、でもですよ、正直ブートレグだろうがなんだろうがそんな細かい事こだわるのはファンにとっちゃあ野暮ってもんです。大事なのは、The Cultが演ってるって事実と曲。もう、これが全て。例え、Billyのギターが泣きたくなるほど汚い音だろうと、コードのキレが悪かろうと、サイドギターの
Mike Dimkitchのギターもまるでなってなかろうと、Ianが声が出てなかろうと良しとしちゃおうかな?ってもんですよ。え?だめ?。いや、良いでしょう(笑)。
そして、IanのMCも良くわからんことになっちゃっている。「グラシアス?」「コンニチワ?」「モウイッチョウ?」とか変なことばかり口走ってるし、アメリカのワールドカップ出場を祝ってるし(さすがにマンチェスターとかの出身だとFootball好きなのか? でもイギリスの方が全然強いと思ってるにキマってる)、もうメチャメチャな感じのMCばかり。でも、いいよ、ハラショー!!、その勢いで日本まで来ちゃってくれええ。
で、ちょっと真面目にMy FavoriteなBilly Duffyの話しをすると、かなりグシャーっとなってしまってるので分かりづらいけれど、
Gretschではなく
Gibson Lespaul Customを使っている模様。最初、白カスタムかな?と思ったけれど、バックが黒いので黒カスタムのトップを剥いでナチュラルもしくは白にしたモノじゃあないか?と推測するが、多分それの音。アンプが悪いのかキャビが悪いのかはたまたマイク位置が悪いのか分からないけれど、本当に汚い音。特に
”Rain”あたりはこの音では結構つらい。でも、Hallレベルじゃないししょうがないのかな?。
もう少し他の盤を聴いてみてからギターに関しては詳しく書いてみたいと思う由。
ちなみに19枚の中での前半で、演奏曲優先として選んだこのアルバムで演ってるのは以下の曲達。うーん、”Rain”入ってないのが多いからなあ。ハズせないのに.....。
[Disc 1]
L'il Devil
Sweet Soul Sister
The Witch
Wild Flower
Revolution
Spiritwalker
In The Clouds
Wonderland
Brother Wolf Sister Moon
Rain
[Disc 2]
Fire Woman
Peace Dog
War
Edie
Phoenix
She Sells Sanctuary
Love Removal Machine