Lindsey Buckingham
「Law and Order」
いやもう、年末に書いたこの
Lindsey Buckingham
「Under the Skin」アルバムを聴いてからというもの、
iPod nanoに彼のアルバムばかりを入れてかなり集中的にそのRick Turner Model 1 ギターの音に酔いまくっているというこの頃。
もう、最新の
「Under the Skin」の出来が素晴らしすぎるので、これ以前の彼のソロアルバムは霞んでしまう感があるが、まあその時々に抗うこともなくかといって同調しすぎるわけでもなく割合と殆どのアルバムが自由に彼らしく作られていると思う。
「Under the Skin」ではワリと達成の域というか境地に達するほどのある種悟りを開いている感じだが、今回書いている
「Law and Order」ではカントリー的に落ちている部分もあるにせよ、未だその時点での主流(81年!!)の音を彼らしい間引きのアプローチにて形を造っている部分はまだまだの感もある。まあ、25年程の開きもあればしょうがないところだろうか。このアルバム以降の積み重ねと他要因によって最終的に今に至っているワケなので........。
しかし、彼の曲や歌や演奏とともに非常に気になるのはやはり
Rick Turner Model 1というその希有なギター。いくら回転(どこまで回るのだろうか?)すると言っても所詮1PUのギターなのだが、その存在感や素晴らしく完全にLindsey Buckinghamの代名詞にさえなっているくらいである。
最新の
「Under the Skin」ではこのアルバムから昇華させたような素晴らしいフィンガーピックも披露しているが、このアルバムではギタープレイヤーという部分は相当抑えられていてそういう意味でも物足りないのかもしれない。だから、今までも厳しい当たりだったのかな?(笑)。
出来れば、彼とRick Turner Model 1を出来るだけ狭いハコにて見てみたいものである。