懐かしすぎて涙出た。
と言っても使ったことないのだけれど....(笑)。
ちょっと前になるけれど、フラっと寄ったガラクタ屋に置いてあった。もちろん、使う機会も無ければ音を試すほどのこともしないと思ったので買うことは無かったけれど非常に懐かしいモノに会った気がした。
僕自身はあのフュージョン・ブームの時には軽く
Lee Ritenour(リー・リトナー)くらいは聴いたけれど、ほぼ違う世界にハマっていたし、その盛り上がりも良く理解出来なかった方なのだけれど、あの頃のフュージョン・ギタリストに抱くイメージというと必ずGibson ES335にこの
DAN ARMSTRONGの「Orange Squeezer」(オレンジ・スクイーザー)を直付けしている姿なのである。多分、当時を知る人もほぼ90%以上(適当)は同じイメージが浮かぶことと思う。
「Orange Squeezer」と言うのは要するにコンプレッサーで音を伸ばしてアタックを均一にしてちょっとこもり加減で音が延々伸びていくような効果を得るエフェクトだけれど、その当時は殆どの人がこれを付けてポコ〜〜、ポコ〜〜というような音を出していた。
まあ、僕自身も使ったことはないし圧倒的に床置きのコンプレッサーの方が使い勝手が良いのだと思うが、コレを装着していること自体が”フュージョンギタリストの証”というくらいメジャーなエフェクトだったのだ。
まあ、その後は殆ど目にしなくなったけれど、それは多分その後のエフェクターの発展と”あの時代の音”が必要とされていないからじゃあないかと思っている。もっと、クリアでトレブルな音のままにサスティーンを聴かせる(音の輪郭をハッキリさせる)のがあの時代以降の主流となってしまったせいもあるだろう。.....きっと。
というわけでそんな懐かしいだったので使わずとも買ってきても良かったかな?、と実は思っていたりもするのである。(ヤフオクや中古品が結構いい値段付けてる.....)
いやあ、本当に懐かしかった。うん。