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by biturbo93
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案の定良い Billy Cobham 「Spectrum」
Bose in-ear headphonesに合うアルバム
Billy Cobham 「Spectrum」

 これは有名な話だけれどもJeff Beck(ジェフ・ベック)大先生が「Blow by Blow」を作り上げるきっかけを与えた(というより、まんまこのアルバムを作りたかったらしい)と言われているBilly Cobham(ビリー・コブハム)のデビュー作。そう、BOSEのインナーホンにあまりにも「Blow by Blow」がフィットしていたので、そのつながりでもしやと思い聞いて見たところ、やはりこのアルバムもなかなか良かったのだ。

 73年の作品で、大先生はBB&A時代にコレばっかり聞いてたという話を聞くがまんざら嘘でもないようだ。このアルバムは完璧にJazzアルバムであって、POP!ROCK!BEAT!な僕の範疇ではないのだけれど大先生絡みというと見過ごすワケにもいかず前から持ってはいたが、JazzのATLANTIC MASTERS(リマスター&ボーナス付き)が出た時に買い直していたものを本日BOSEで楽しんだ次第。

 あくまでもJazzアルバムなのだけれど、Rockエッセンスを込めたJazz側からRockへのアプローチという風に書かれてしまうのはboostermaniaさんも大好きなTommy Bolin(トミー・ボーリン:あのDeep Purpleの最後のギタリスト)があくまでRock的(弾きまくりではない)なギターを聞かせてくれるからで、以前からJazz界のインストに興味を持ってた大先生はこのアルバムでRockギターをクロスオーバーのメインに持ってくことも可能だ!とか思ったとかなんとか....。
 
 このアルバムでのTommy Bolinは爆発を抑えてはいるが、オープニングの”Quadrant 4”からいきなり歪んだギター(ここがRock的)でアーミングをグイングインさせてそこに乗っかるJan Hammer(ヤン・ハマー:後にJeff Beck大先生がパートナーとして迎えるセンスに欠ける目立ちたがり屋)を増長させるほどのプレイを聞かせてくれる。ただ、主役はあくまでBilly Cobham(Jan Hammerがかなり前面に出ているが)なので、手数のあるドラムがメインだし、”Spectrum”のようなTommy Bolinの入る余地もないきちんとしたJazz(っていう言い方はどうか?)も聞かせてくれる。しかし、全体からいって”You Know What I Mean”が続けて始まってしまってもいいような雰囲気は確かにあって「Blow by Blow」でこのアイデアを受け継いだという話も良く分かる。例えば”Stratus”の後にクロスしながら始まっても全く違和感はないと思う。実際、その出自を隠す事無く前回の来日公演では大先生はその”Stratus”を演っていたのだから(大先生はこのアルバムでTommy Bolinの音を聴きストラトの音を出したくなったらしい:BB&Aまではレスポール)。

 ただ、この時の若さのせいかもしれないが、こういったインストアルバムでありながら間のとりかたは上手いながらもワリとどの曲も同じ音で同じタッチで弾き抜いてしまうTommy Bolinに比べればそのアイデアをちゃっかりいただいちゃった大先生の方が変テコな間のとりかた&ミスタッチとも思えるつっこみ&ちょこちょこ変えるトーンというアイデア(思いつき?)とプレイでは1枚も2枚も上の仕上がりを作ってしまっている。まあ、Tommy Bolinが主役ではないので当たり前かもしれないがこちらはあくまで畑はJazzですから。

 ただ、必ずやこのアルバム(ATLANTIC MASTERS版で)で驚愕してほしいのはボーナス・トラックとして入っている”All 4 One(Out-Take)”。これはもうタイコも凄まじいしピアノも凄まじいし(珍しくJanさんが主メロディーに重ねてこなくてうるさくない:笑)、単音カッティングを聞かせるTommy Bolin(本当にTommyか?と思ってしまう)のキレはオリジナル・トラックのどれよりも凄まじい。恐るべき!の世界。
 これを聞いたらやっぱりピアノと一緒に”Space Boogie”作っちゃうよ、という感じ。
さすがにこの曲だけはBilly Cobhamが作曲してない。これはぜひとも必聴のナンバーである。なぜ、Out-Takeだったんだろう??。



 というワケでBOSEインナーホンの為のセレクトだったこのアルバムも見事にマッチしてBOSEの威力を思い知らせれっぱなしです。納得。
by biturbo93 | 2007-04-11 23:28 | MUSIC_ROCK
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