またまた、レスポール使いではないけれど、あたし彼のこと大好きなんです。
と、宇能 鴻一郎センセイ風な書き出しを一度してみたかった...(笑)。それだけ。
いや、それだけではなくって
Jake E Leeの話。
前回は彼の最新ソロ・アルバムが出た時に書いたけれど、ちょっと集中的にJakeのことを書いてみる。
Randy Rhoads亡き後の来日では
Brad Gillisの
”Over The Mountain”に驚かされるも彼はすぐに脱けてしまい、それらの後釜ということで非常に高いプレッシャーがあったかと思われるJake E Leeは見事に
”Bark At The Moon”の気合のギターで周囲の心配を吹き飛ばすどころか殆どの
Ozzyファンに受け入れられる稀有な存在となった。確かに”Bark At The Moon”のプロモでもそのカッコ良さは際立ち、実際のライブでもUSフェスでのパフォーマンスはそれ以降のOzzy全盛期到来を思わせるカッコ良くイケてる(笑)ギターをガンガン聴かせてくれた。それはOzzyが好む好まないとは別に歴代ギタリストの中で一番独創性に富んだフレーズでキラキラ(この形容詞が一番よく似合う)させていて特に
”Paranoid”なんかは文句ナシのカッコ良さである。
パフォーマンスでの話しをすると、彼特有のリズムに合わせて反動をつけながら腰を振るアクションは後輩
Warren DeMartiniを始めLA軍団では判を押したように真似されていたが、どこか女性的な部分が入ってしまうマガイものどもとは全く違うキレの良さが彼の信条。とにかく、ステージ上で弾く姿がこんなにカッコイイギタリストって滅多にいるもんじゃあない。(BADLANDS時代は少々髪長すぎ)
そして、アクションだけではなくその独創的なフレーズもまた天下一品。特にギターキッズの心を揺さぶるようなフレーズに長けている(その点は後輩Warrenも受け継いでる)。
ネがマジメそうだけにOzzyのハチャメチャっぷりにはついていけなかったようだが、Ozzyのステージには彼が一番似合うと思うのは僕だけではないはずだ。
そんなJakeに関しては過去にソロしかとりあげてない(と思う:笑)ので、Ozzy紙ジャケも出たことだし、ちょっと集中的にアルバム毎に書いてみようと思うのであった。次からね。