分かりますか? Marco Pirroni マルコ・ピローニ
「Very Best of Adam and the Ants」
Adam & The Antsに参加して、ソロになってからの
Adam AntもずっとサポートしたイカしたGretsch野郎だった
Marco Pirroniは一番下のようにマフィアのボスにしか見えないオッサンとなってしまった(ていうか生きてるのか?)。まあ、イタリア系なのでマフィアでも遠からずかな?。
ううん、ギタリスト列伝として出て来るようなことはほぼあり得ないし、その注目度も当Blogくらいではないか?とも思うMarco Pirroniが元々は
Sid Vicious(
あのシドね)の連れだったということは、マメ知識にもならないのでよっぽどの人じゃあないと知らない(というか知ってどうする?)と思うが、
Siouxsie and the Bansheesで演ってたことは......知らないか(笑)。
どっちかというと、僕もAdam Antのカッコ良さ(今でも大好き:ジュリーも真似するカッコ良さ)にばかり目がいって、Adam Antがソロになってからのギターでかなり注目度が増した次第。
いや、もちろん
”Ant Music”でのファイヤーバードもなかなか印象的だったけれど、彼に似合うのはやっぱりGibsonよりもGretsch。左記画像にもある
”Goody Two Shoes”なんかはもう完璧にギターがカッコ良い。
当時流行のジャングル・ビート(泣)の上でほぼ単音で繰り広げられる間引き(コレ重要)のギターは本当にたまらない。これ以上減らすところがないほどの極限にスリムなギターフレーズを展開していて、最後にようやくコード(しかもかなりスキマだらけのカッティング)が出て来るのがもう効果的で効果的で泣かせる。しかも、ワケわからずにプロモでは常に相当目立っているし(笑)。
かと思えば全編腰砕けなギターを聴かせる
”Crackpot History And The Right To Lie”のようなアレンジもしてしまう。そんなマルコはギタリストというよりも音を詰め込まないセンスのあるコンポーザーと言った方が納得出来てしまうかもしれない。
いやあ、こういうギタリスト然としていないセンスあるギタリストは非常に大好きなので、これからも誰の賛同もないと思うけれどもピックアップしていきたいし、こういう駄文を見てちょっと違った角度で彼等のギターに耳を傾けてもらえれば非常に喜ばしい限りなのである。
しかし、
Vivienne Westwoodがハチ切れそうだ。
そして、しかししかし近影は本当にキツイ。