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ハワイアン・ミュージックとの出会い 「Chicken Skin Music」
前回の「Jazz」に引き続いて紙ジャケ再発から...
Ry Cooder 「Chicken Skin Music」

 前回は、ああいう「Jazz」もアリな感じでいったが、今回の「Chicken Skin Music」ライ・クーダーとハワイアン・ミュージックとの出会いによって出来たアルバムで、ワリとこういう色々なワールド・ミュージックに影響を受けて自身もそのテのミュージシャンの作品に参加して最後は自分でアルバムを作ってしまうという自由奔放なアーティスト活動を行う彼の定番パターンでもある。

 ハワイのアーティストには精通してないけれど、何となく聴く機会の多かったハワイアンはある意味Jazzよりも身近な音かもしれない。ということで、本物のハワイアンを期待してこのアルバムを聴くともちろん違うだろうという思いで聴く。そのとおりに初っ端からスライドを多用した完璧なるブルーズで幕を開ける。この力の抜け具合&スライドの妙(Rock的ではなく、あくまでシカゴ・ブルーズlikeな真スライド)に「ううむ....」と納得させられてしまうこの”The Bourgeois Blues”は間違いなく名演だ。その後に3曲目”Always Lift Him Up”のイントロにてようやくHawaiian Slack Guitar的に聴こえる部分が出て来るが、純粋なハワイアンというよりもかなりカントリー・ミュージック的要素が濃くて戸惑いもするが、いやいやこれこそ、カントリー&ブルーズを基本に様々なワールド・ミュージックを演ってそれを自分流解釈で仕上げライ・クーダー節にしてしまことこそがRy Cooderの作品存在価値(狙おうが狙うまいが)なのだなあと納得してしまうのだ。
 もちろん、以降に完全なるハワイアン・ミュージックアレンジ(”Yellow Roses”等)も登場してくるし、驚きの”Stand By Me”も登場する。しかし、その全てがどこをどうひっくり返してもRy Cooderであってさらに完成度の高さとゆとりのパフォーマンスからいって、このアルバムは本当に最高の作品というにふさわしい仕上がりなのである。

 前回の「Jazz」も他アルバムも、紙ジャケシリーズを並べて聴いてさらに思うのだけれども、彼のこの音をリアルな時代で聴けることって凄く幸せな事なのではないだろうか。
by biturbo93 | 2007-09-15 18:20 | MUSIC_BLUES
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