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by biturbo93
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浅くないブルーズ・ロック The White Stripes
なんで、コレが本国で売れたか?。
The White Stripes 「White Blood Cells」

 と、いうように書き出すと、またまたネガティブな内容かと思うかもしれないがさにあらず。The White Stripesは非常に認めている(もちろん、Jack Whiteの才能にね)。手放しで「大好き」と呼べるほどではないが、若手バンドの中では非常に良いしRockに対して誠実なバンドだと思う。

c0045049_2282565.jpg 前回は、新譜について書いたけれど、今回はこのコンビについてちょっと書いてみる。
まあ、実質的には元夫婦だったこの2人の才能やセンスの殆どはJack Whiteが創造しているのだろうし、実際彼のギターにも歌にも非凡なものと同時にRockのルーツに対する強い愛情を感じられるところは本当にそこらのアーティストとは一線を画するところである。Robert Johnsonに傾倒する若手ミュージシャンなんてそんじょそこらに居やしないし、90年代以降のバンドとしてはグランジを含めてそのルーツの純潔さにおいてはJack Whiteを凌ぐヤツなんてほぼ居ないだろう。
 その相棒であるMeg Whiteは聴いても分かるとおりに演奏という行為において非凡な才能が無いどころか、逆に通常のドラマーとしても全くもって力量不足という判を押されてもしょうがないところだ。しかし、彼女もやはりBob Dylanを始めとして偉大なルーツ達を敬愛しながらの演奏であることは良くわかる。

 言い尽くされた感があるかもしれないが、この2人が2人でなくてはならない理由というのは、彼等のルーツを尊敬しつつその上に音を造っていくという行為において無くてはならないパートナーだ、ということだ(私生活では欠かせないパートナーではなかったようだが)。
 そんな彼等のメジャーデビューとなった本作は、殆ど完璧な作品と言っても差し支えないアルバムだと思う。この虚飾のないストレートさは完全にこの時点で完成の域に達している。作品評として荒々しさやこれぞガレージ・ロック(この単語を使って書いてる人達はどこらへんをガレージ・ロックとしての基準においているのだろうか?)といった書かれ方をされる本作だが、そんな名前にこだわる事ではなく明らかにこれがブルーズから繋がるストレートなロックの系譜であり、その芯のみをさらけ出した音を完成させたのが彼等の凄さだということなのである。いや、本当に恐るべき音達である。確かに今の時代にRobert Johnsonが居れば確実に壁に向かってこの音を出してただろうと思わせる凄みがある。

 ただ僕自身が一番凄いと思うのは、この音を純粋に受け入れてメジャーへと押し出した英米のリスナーの耳だ。なんと言っても彼等の存在はリアルなRockの良心であることには間違いないと思う。



いや、僕は単純にMeg Whiteにイカれてるだけなんですけど....。
by biturbo93 | 2008-01-05 22:35 | MUSIC_ROCK
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