勉強不足ね。
Jason Ricci & New Blood 「Rocket Number 9」
Jason Ricciというどこからどう見てもパンキーなハーモニカをバリバリに駆使してブルース・ロックを展開するという新しい世代のブルース・バンドの
Jason Ricci & New Bloodは勉強不足なのでこのアルバム(2ndらしい)を聴くまで知らなかったけれど、なんか凄い良いジャン。良い良い。
あくまでブルースと言いつつも、そんなに縛りもこだわりも無く解き放たれた感のある気持ちよく歯切れのいい音を聴かせてくれるアルバムだ。確かにソロ部分の主はハーモニカでもあるけれど、凄くギターもカッコ良い。そして、その音も非常にタイトでリアル感が高くて聴いていて嘘くさくない。正直にそそられるアルバムなのだ。
歌とハーモニカをバリバリこなすJason Ricciに対してその横でイカしギターを弾いているのは、
Shawn Starskyというギタリストなのだけれど、バッキングといい、曲の出だしのインパクトといいとっても素晴らしい。このShawn Starskyを中心にブルーズ・ギター主体のアルバムを作ったとしてもかなりの好評で迎えられると思う。ていうか作って欲しいなあ。
いや、でも本当にこのバンドはかなり期待大だし、このアルバムはもうすでにブルーズ・ロックのイカした形を作れているのでぜひとも日の目が当たってほしいところか。このアルバムはロック好き、ブルーズ好きの両方から受け入れられるはずなので是非とも聴いてみていただきたい。
しかし、BSMFレコード面白いなあ。このまま突っ走ってほしいぞお。
http://www.bsmfrecords.com/