Everyday I Write the Blog?
by biturbo93
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
検索
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
ギタリストのソロ・アルバムって.... Uli Jon Roth 「Fire Wind」
難しいねえ
Uli Jon Roth 「Fire Wind」

 まあ、ギタリストのソロ・アルバムってチャートの上らへんをウロウロするようなものじゃないって事はあるだろう。元々バンドの中で間奏等のここぞといった部分において個性や本領を発揮するタイプ(もちろん、そうじゃないギターもいっぱいあるが)のポジションにおいて、アルバムの最初っから最後までギタリスト然とした個性を放ち続けるというのは、ある意味非常にくどい。ということで、大体のギタリスト・ソロ・アルバムは緩急を備えたインスト・アルバム(Jeff Beck大先生なんて最たるもの)になるか歌えるギタリストだったら歌ってギターの個性を弱める(というか、別にギタリストのソロ・アルバムという範疇ではなくなる)ことが多い。
 特に好きでも嫌いでもないがクラプトンなんてのは既にギタリストのアルバム作りではないし、変に売れた時期のGeorge Bensonあたりのチャート狙いアルバム(いや、好きですよ、こちらは)とかももちろんそっち側。
 けれども、インスト・アルバムではなく自分も歌は入れちゃうけどやっぱりギタリストなんでギターはガンガン弾きまっせえ、というギタリストのソロ・アルバムも結構な数がある。バンド出身でバンドである程度名が通るようになってから、おれはバンドの枠には収まらねえぜ!とか、人の下でなんか演ってられるかい!なんていうタイプにこのテのアルバムは多いような気がする。そして、もれなくそんな自身と同様にアルバムまで非常に自己主張が強い。というか、くどい。ウザイ(笑)。(ジミヘンはあくまでバンドにこだわったのでこのタイプに非ず)
 で、そのテのアルバムは殆どがギター信者くらいしか有難くない、というのも当然の話。僕自身ギタリストもギターという楽器も非常に好きだが、ワリとこのテのギタリストは苦手だったりする。そう、Gary Mooreが嫌いなように...。
 (まあ、彼の場合はカッコ悪さも大きな原因であるのだけれど)

 今日のUli Jon Rothももちろんその最右翼。Scorpions出身で「Virgin Killer」ではバンド・カラーをさらに際立たせるような名演を披露していた彼(いや、こと歌に関しては迷演だったか)だけれども、その後は殆どワガママなプレイヤー人生を歩んでいる。
 このアルバムでは一応Electric Sunというユニット名義だが、もう完全にウリ様(笑)お一人の世界でしかない。どうして、歌モノで演るなら他の人に歌わせないんだろう、というくらい歌も厳しくお粗末様なのである。全てにおいて自分が前面じゃあないといけないのか(きっとそうなのだろう)、あくまでジミ・ヘンに並ぶアルバムを狙っているのかはわからないが。

 ジミ・ヘン心棒者の彼であっても、実際のアプローチは大分違っていてジミ・ヘンが一瞬一蹴を切り取るようにインパクトのあるプレイをするのに対してウリ様(様)は継続感があってある一定期間(小説)の中で流れるように全体でエモーショナルを表現するタイプだ、と僕自身は受け止めているのだ。そして、それを認めてもいる。ただ、そんなギターを最初っから最後まで垂れ流されるギタリストのソロ・アルバムは凄いと思いながらもやっぱり、クドイ。ウザイ(笑)。

 とはいえ、Yngwie Malmsteenのファンっていうものが存在するように(ゴメン、嫌いだ)、こういったアルバムは信者にとってはアルバム全体というよりも、そこで繰り広げられるワンプレイ、ワンプレイがたまらないものなのだろう。まあ、心情的には分からなくも無い。個人的にはノー・サンキューなだけで。


 しかし、Scorpionsはワールド・ワイドでウケてオッサンながらも多少垢抜け(無理はあるが)しているにも関わらず、ウリ様の時間はScorpions時代から止まってしまっているようだ。それはそれでブレなさが素敵ではあるね。
by biturbo93 | 2008-06-20 17:42 | MUSIC_ROCK
<< Motley Crue 「Sa... ちょっと遅れたけど Def L... >>