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Rhythm Is Love!! Keziah Jones!!
Keziah Jones 「Blufunk Is a Fact! 」
そうです。度肝をぬかれたのは、このキザイア・ジョーンズです。

 90年代になった途端に、途方も無く音楽にのめりこんでた反動もあってか自分の環境もガラリと変えて殆ど音楽と積極的に接する機会が無かった状態だった時期がありました。確かにNirvanaの”Smells Like Teen Spirit”は良かったし、Pearl Jamも良かったけど全般的にグランジやミクスチャーに興味は持てなかったし、何しろ音楽を聴いても新鮮に感じることが出来なかったんです。唯一の救いであったElvis Costello以外は。ほぼ。
 そういうことで、殆ど新譜を聴くような状況なんて無かったのですが、その頃全然立寄りもしなかったタワレコ(だったと思う、あれ?ユニオンかな?)に珍しく入って何気なく耳にした”Rhythm Is Love”が本当にビックリするくらい突き刺さってきたんです。そう、もうイントロからズドン!って試聴用のナカミチから。Keziah Jones?。これ、なんて読むんだ。キザイア・ジョーンズ?。誰だ誰だどこの人だ?。と思いながら即自宅に帰ってからはもうバカみたいに聴きまくりでした。とにかく、カッティングも凄いし、コードでも単音でも音の使い分け、フレーズともにえらくカッチョイイ。もう感動ですよ。ちょっと心救われたような気がしたんですね、ああ、まだ感動できる音楽があるなあ、っていうか音楽自体を嫌になったワケじゃなかったんだなあ、って。

 なんと、アフリカのナイジェリア出身で金持ちでイギリスの学校ドロップアウトしてストリート演ってフランスでこの 「Blufunk Is a Fact! 」を作ったとか、Blufunkってブルースとファンクの融合だとかほざいてるらしいとか、チェットアトキンスモデルのエレガット(Gibson Chet Atkins CE)使ってるらしいとか、話があって、しかも来るらしいじゃないですか。日本へ。もうコネを総動員して駆使して渋谷ON AIRに行きましたよ。

c0045049_0313117.jpgもう凄いモノ見ました。だってステージにマーシャルですよ(エレガットなのに)。さすがに壁にはなってなかったけど。本当にこのエレガットでガッツンガッツン弾くのですよ。というか、ほぼチョッパー。しかも、ガンガンにワウ踏んでるし(笑)。もう素晴らしいとしか言えないですよ。その時点では分からなかった2ndの曲(多分、”Dear Mr. Cooper”)では、なんと弦が2本しか張ってないエレガットを持ち出してきて、しかも、切れてる弦がそのままブラ下がりっぱなし。おいおい、大丈夫かよ、と思ってたら、その曲でガンガン歪ませて2本の弦で曲を演るワケですよ。もう脱帽です。しかもしかも、切れてブラ下がってる弦を引っ張ったりして変な音を出してるし(ピエゾだから成せる技か?)。もう、キザイアもブチ切れなら見てるこっちもブチ切れです。なんか、ギタリストという価値観をひっくり返された気分でした。いや、リスペクトするとかしないとかの問題でなくって、もはやワケ分かりません。ヘンな衝撃です。80年に大感動したJeff Beck大先生の感動の衝撃とは全く次元が違います。感動ではなく、ただただ驚き。
あ、それと素晴らしいとは思いました。単純に素敵な時間。


c0045049_2151839.jpg(ホラ、2本だけ)

 この後は2ndの”Million Miles From Home”も凄くカッコ良かったんで、惚れまくりだったのですが、その後しばらく音沙汰なくなって疎遠にはなってしまいましたが一応全て聴いてますし、もうちょっとブレイクしても良いのにと思ってみたりします。

 こういう人にたまにぶつかったりするので、音楽ってやはり楽しいナと素直に思えました。



 次は、新譜「LES PAUL & FRIENDS」(面子豪華すぎ!!)の予定。
by biturbo93 | 2005-08-31 23:29 | MUSIC_ROCK
一応こんなのも聴いたりして
ブルースなんだけど、ロックの香りがする。
(普通はロックにブルースの香りがするんだろうけど)
Robert Johnson 「King of the Delta Blues Singers」
Robert Johnson!ロバート・ジョンソンですよ。クロスロードで悪魔に魂を売り渡した、とまで言われたブルース・ギターの巨人ですね。ええ、たまにはこんなもの聴いたりします。始終ハードロックやミーハーなワケでもないので(笑)。いや、ほぼ始終なんですけど、ハハハ。

 クラプトンだろうがベック大先生だろうがジミヘンだろうが、このギターの流れ(影響)は少なからず受けていて、その後のギター界の衝撃エディ・ヴァン・ヘイレンなんてさらにさらに影響ありありですよね、このブルース・ギターは。VHの”Ice Cream Man”なんてブルース黄金パターンである”32-20 Blues”まんまって感じですものね。特に初期のエディはトリッキーな面の裏では非常にブルージィなギター弾きますからね。

c0045049_1492093.jpgもちろん、エレキなんて無い時代ですので(1889-1938)、全面アコースティックなんですが、プレーンに弾いてる部分と力を入れてる部分の差が非常に良く分かって、力を入れてるところでは本当に歪んで聞こえてしまうようなそんな色どりをもっています。本当に魔法の音、という感じ。しかも、ブルースマンは基本的に弾き語りですから、おそろしいです。このアルバムでは先の”32-20 Blues”、ヒット曲(らしい)の”Terraplane Blues”、”Milkcow's Calf Blues”、”Me And The Devil Blues”なんてところがお気に入り。


  Jazzほどダメダメではないですが、ブルースだってそんなに詳しいワケじゃあありませんが、ひととおり聴いて、アコースティック時代にしろ、エレキになった後のマディ・ウォーターズ等にしろ、達人ぶり(テクだけではない味とコク)にかけては現代のギタリストでは適いやしない、って思ってたところに、思いもかけずアフリカなんてところからスンゴイ奴が現れて最高に度肝をぬかれたんです、って話はまた明日。
by biturbo93 | 2005-08-30 23:43 | MUSIC_ROCK
ああ、ドロー
今日はサッカーネタで。
やっと開幕なったリーガでなんとバルサはドロー。日曜の朝の出来を見る限り、確かにアラベスのGKボナーノは神がかってたが、エトオの精度とデコのミスも気になったところ。でも、レアルが勝ったからってまだまだ先の長い話。ぜひとも、この面子で連覇してほしいし、今年こそCLを取ってほしい。












あと、トーレスもドローだって。トーレス応援してるのに。ファイト。
by biturbo93 | 2005-08-29 23:39 | Sports
マイ フェイバリット#1 Billy Duffy
 あまのじゃくな性格も含めて、何かについて一つだけ選ぶっていうのもなかなか難しいけれど、フェイバリットなギタリストとして常に上位にいるのが、このBilly Duffy。いやいや、前回とGretsch繋がりでビリー・ダフィー(笑)。

c0045049_894016.jpgグレッチのホワイト・ファルコンが本当にカッコイイですよ。(あ、この画像ではレスポールですけど(笑))以前にもTHE CULTのプロモのとこで書いたけど「LOVE」でのめりこんでから常にビリーはフェイバリットであり続けてます。
 
 もちろん、ギタリストとしてなので、じゃあビリーのギターの何がそんなに良いのか?と考えればそれはもうテクニックとかよりもセンスという部分に尽きます。特にスタジオ盤でのギターの存在感が素晴らしい。音量も重ね方ももう素敵すぎますね。しっかりと楽曲の一部というパートははみ出さないにも関わらずしっかりと目立ってる、という。

c0045049_8104373.jpg 「LOVE」で言えばイントロもカッチョイイ(持論”音楽の神はイントロに宿る”(笑))ですが、間奏のカッティングなんて音も何もかもカッチョイイですねえ。
 個人的にはゲイリー・ムーア的高速弾きって全然カッコ良く思えないんですよ(lizzy時代は好きですけど)。ギターばっか目立ってしまう楽曲ってちょっと苦しいです(イングヴェイとかも聴けません)。そんなギターよりは、こういう形でカッティングや単音の入り方でセンスを感じさせるギターが大好き。もしくは最初っからスッキリとギターに専念しちゃったような音楽(大先生とか)なら良いのですが。

c0045049_810486.jpgAC/DCっぽいとかZEPっぽいとか言われる後期だってちょっと歪みが大きくなったくらいでコードの流し方とかは基本的に変わらず”Fire Woman”のジャラーンって感じとかも非常にビリーらしいし、アコースティックっぽい部分でも高音のキレのたったビリーらしい音とフレーズを聴かせてくれます。
 こういうバンドマンっぽいギタリストとしてのビリー・ダフィーの恵まれた部分は、ジョー・ペリー同様に素晴らしいパフォーマー&ヴォーカリストと一緒に組めたことじゃないでしょうか?。誰でも、メンバーに恵まれるような世界ではないですからね。それによってビリー・ダフィーなんかはさらに輝くワケですし。
by biturbo93 | 2005-08-28 10:31 | MUSIC_ROCK
”Caravan” The Brian Setzer Orchestra
カッチョイイ ”Caravan”
The Brian Setzer Orchestra 「BEST OF THE BIG BAND」
以前にArt Blakey & The Jazz Messengers の記事のところでROCKっぽくカッチョイイ”Caravan”を聞きたい!と書いた時にその中のコメントのひとつとしてI Can Hear Musicboostermaniaさんに教えていただいたThe Brian Setzer Orchestra の”Caravan”が収録されたベストアルバムがこれ。

いやあ、さすがにboostermaniaさんのチョイスという感じで、本当にカッコイイですよ。全編的にギターでグイグイする”Caravan”。Jazzというアプローチではなくて完全にRockです、これ。
 ブライアン・セッヅアーというと、一番に思い浮かぶのがグレッチの名手ということですね。グレッチと言えばブライアンかBilly Duffyか?という感じではないですか(ああ、愛しのビリー様、グレッチのサイトにもいらっしゃいますね)。

 特にこのイントロのコード一発での軽いアーミングがキテますよ。基本を単音ではなくコードでメインフレーズを組み立てて、そこにアーミング(グレッチならではの軽いヤツね)をビシバシきめていくのが非常ににくい。そして、単音フレーズで素早い指さばきでキレイに組み立てていく様はその容貌からは想像しにくい緻密なプレイです。しかも、またグレッチの音が良い!。
あれはファルコンではなくナッシュビルがベースなのかな?・・ここはgretschへ・・
(さすがです。ビリーもしっかり居ます)
とにかくカッチョイイし、あんなギターをフレーズを弾きたいと思わせてくれるんですよね。素晴らしい。

 ブライアン・セッヅアーはストレイキャッツの頃は良く聞いてたんですが、この頃はちょっと聞いてなかった時期なのかな?。ということで、非常に良い”Caravan”を聞きました。

c0045049_1315783.jpgあとはギターのみでの”Caravan”を演ってるCD等を希望ですね。昔にCharが独りでアンプラグでムスタングで弾いてたけど、それも相当カッコ良かったですよ。
by biturbo93 | 2005-08-26 23:25 | MUSIC_ROCK
カントリー・ロック 心地よし
Gram Parsons 「Warm Evenings, Pale Mornings, Bottled Blues: 1963-1973」
本当に心地よく感じます。
このblogを始めてから、Elvis Costello繋がりで”How Much I Lied”の原曲を歌ってたこのグラム・パーソンズを教えてもらってからかなりヘヴィローテーションで「GP」を聞いてたのですが、もう1曲コステロ伯父さんがカヴァーしていた”I'm Your Toy”を聞きたくなって、てっとりばやくこの「Warm Evenings, Pale Mornings, Bottled Blues: 1963-1973」を手にしました。

 決して決してグラム・パーソンズは歌の上手い部類ではないし、カヴァーだったとしてもコステロ伯父さんの方がグっときたりもします。でもでも、そこはやっぱりコステロ伯父さんが影響を受けるだけあって軽いながらも曲自体は心地良さと少なからずのささくれだつ部分を持って心に引っかかります。なんか、なかなか上手く表現出来ないのですが要するに心に耳に残るんです。全く鬱陶しいことなく。


 ”Christine's Tune (Devil In Disguise)””Sin City”もお気に入りなので、今度はBest版ではなくThe Flying Burrito Brothersの頃のアルバムに手を出してみようかな、と思います。
 あ、このアルバムは、やはり最も好きな”How Much I Lied”は入っていないんです。あしからず。

さて、台風も来たようです。今日はおとなしくゆっくり曲を聞きましょう。

1.Zah's Blues
2.Blue Eyes
3.Strong Boy
4.Truck Driving Man
5.Hickory Wind
6.Christian Life
7.Reputation
8.One Hundred Years from Now
9.Hot Burrito No. 1
10.Christine's Tune (Devil in Disguise)
11.Sin City
12.Dark End of the Street
13.Wild Horses
14.She
15.New Soft Shoe
16.We'll Sweep Out the Ashes in the Morning
17.Brass Buttons
18.Return of the Grievous Angel
19.Drug Store Truck Driving Man [Live]
20.Brand New Heartache
21.Love Hurts
by biturbo93 | 2005-08-25 23:13 | MUSIC_ROCK
携帯テスト
携帯から送ってみます。
コステロ先生が来年2月に来日だそうです。行きたいけど先の長い話。
by biturbo93 | 2005-08-25 14:07 | other
まとまりすぎだよ、ギルス君
初体験はなかなかエキサンティングだったのにねえ......。
Night Ranger 「Dawn Patrol」
”Don't Tell Me You Love Me”をシブガキ隊の”ぞっこんLOVE”でパクっちゃった、なんて話も今は昔のナイト・レンジャーです。
 結構なテク持ち面子が集まってヘヴィメタはやりのご時世にハードロック(ハードポップ?)を演った結果、最初はそこそこ売れましたがどんどん尻すぼみとなっていってしまったようです。確かにヘヴィメタブームが終わって、そんなテク持ちレベルではすまされないバカテク連中が雨後の筍のようにこの後に出てきたので、それに対抗するテクも楽曲もインパクトも薄かったということでしょう。

 8本指でのタッピング(今はそういうらしい)奏法やフロイドローズでのアームアップ等結構話題にはなったんだけど、どこか楽曲もトリッキーさも中途半端感が拭えませんでした。残念ながら。いや、ハードなポップとして悪くはないんだけど、なんか突き抜け感に欠けるかな、と。B級です。しかも、同じB級認定なチープ・トリックほどストレートR&Rが徹底しているワケではないから、ずーっと聞き続けるのもなかなか難しい。チープ・トリックってB級ながらも”Dream Police”や”Surrender”等スタンダードになり得る部分もあるから、リスペクトしてる層も結構いると思うんですよね?。ナイト・レンジャーはこじんまりとまとまっているけどそこまでじゃあないんですね。多分、時代は古いけどアッシの愛するRIOTと同じ類いかな?。いや、RIOTはアッシみたいに熱狂的ファンがいるだけイイかもしれません。(もし、ハードロックファンでRIOTを聞いていない人は必ず1〜3枚目は聞かなければいけません。ほぼ義務です(笑))

 そんな印象のナイト・レンジャーですが、その中心のブラッド・ギルス(Brad Gillis)君に関してはこのバンドを始める前はすっごく好印象だったのですよ。確かサンプラザでのOZZY来日コンサートが初めての遭遇ですね。ランディが亡くなって落ち込みつつ期待を無くしつつ出かけて行ったアッシにオープニングの”Over The Mountain”からいい意味にて裏切られたんですよ。さすがに代役になって短期間だったため、フレーズ的にはランディの完全コピープラスくらいでしたが、その演奏の安定感に加えて、時折はさみこむトリッキーなアーム使い。結構エキサイティングでしたよ。あのままOZZYのもとで昇華するものと思いきや、ナイト・レンジャー結成ということで期待してたら、悪くはないけどワリと大人しくまとまっちゃってつまらんかった、ということです。まあ、本人が演りたいのはナイト・レンジャー的ポップだったのかもしれませんが、あのマッチョな身体から溢れ出るガツンガツンなフレーズでもっともっとハジけたハードロックを望んでしまうのも仕方ないでしょう。

 なんといっても初体験はエキサイティングだったんですから。


c0045049_2147177.jpgしかし、年季入り過ぎだな、このギターも。
by biturbo93 | 2005-08-24 21:51 | MUSIC_ROCK
今までに一番見たかった
ふと、思いました。
今までに一番見たかったライブってなんだろう?。

もちろん、日本に住んでては行けるライブも限られます。
最近で言えば、クリームの再結成も見たかったし、ライブエイドだって生で見ると全然違ったんだろうな?と思いますよ。例えばAC/DCのドニントンだって、たとえアンガスが豆粒だったとしても、その場に居るという雰囲気は全然違うでしょう。基本的にROCKバンドだったら、いくらスタジオ盤が良くてもライブを見なきゃ本領は分からん!というタチなので、余計にライブには思いも強いです。ただ、勢いは一過性のものと思ってるしその瞬間の感動の方が大事なので、ライブアルバムってのは基本的にあまり好きではないのですよ。

 で、そのライブですが来日コンサートで言えば、結構美味しいところは見てる(KISSの初来日とかも)ので、悔やむのはヴァン・ヘイレンの初来日くらいでしょうか?。と、思って考えたら、ありましたありました。すっごく見たかったライブが。日本では絶対に実現しないであろう、凄いヤツが。
c0045049_0491499.jpgそれが、2003年8月から12月までアメリカ本国のみで行われたKISSとAEROSMITHのJOINTツアーでした。これは本当に夢のようなツアーだったと思います。未だに財産はたいても見とけば良かったと思う事しきり。それぞれは来日コンサートで見た事ありますが、ジョイントでの濃密度ったらそりゃもう凄かったらしいです。一応、ダブルヘッドという形だったらしいけれど、どっちもライブには自信のあるバンドだし、それぞれの単独ツアーよりも時間も短くかつお互いに盛り上がりでは負けられないという気合いの入った状況だけあっての相当な濃さだったのではないか?と。

c0045049_0501245.jpgキッスに比べ一度死にかけたエアロスミスですが、復活してからの方は大ヒットも連発して過去の差を吹き飛ばす程の売れ方なので、キッスの方が前でエアロは後。昔を知ってるファンにとってはそれぞれ感慨深いものがあるというか時の流れを感じない訳にはいかないでしょう。大体、初期の時点でジョー・ペリーはカッチョイイよ!とか言っても殆ど誰も相手にしてくれませんでしたし。(日本ではリッチー先生のように、スゴさが分かりやすくかつしっかりした技術の方が受け入れられやすいという傾向がありまして、本当のロケンロールが受け入れられる土壌が出来たのは最近のことのような気がします)
 そんな大御所2バンドのジョイントなんてフェス以外では到底考えられませんでしたし、ジョイントのまま50カ所以上も回ったなんて本当に夢以上の話です。(ああ、思い返す度になんで行かなかったんだあと悔やみが絶えませんです)

 その当時の雑誌をめくってみると、それぞれのセットリストは以下のように。(50カ所あるので場所によっても違うでしょうけれど)
KISS
1.Detroit Rock City,2.Deuce,3.Shout It Out Loud,4.Lick it up,5.Do You Love Me?,6.Let Me Go, Rock 'n Roll,7.Firehouse,8.I Love It Loud,9.I Want You,10.God Of Thunder,11.100,000Years,12.Black Diamond,13.Rock And Roll All Nite

AEROSMITH
1.Let The Music Do The Talking,2.Toys In The Attic,3.Love In An Elevator,4.Pink,5.Jaded,6.What It Takes,7.Never Loved A Girl,8.Stop Messin' Around,9.Baby Please Don't Go,10.Dream On,11.Adam's Apple,12.Nobody's Fault,13.Cryin',14.Walk This Way,13.Sweet Emotion,14.Mama Kin
くー!行きたいでしたねえ、たまりませんねえ。キャリアの長いバンドなんでもっともっと聞きたい曲もいっぱいあったでしょうがそれは単独ライブで満足させるとして。しかし、KISSもバラードもないし、”King Of The Night Time World”も無いし、エアロスミスなんて出し惜しみもいいことに”Back in the Saddle”、”Draw the Line”というツボはずしまでしてしまう始末。いやいや、それは置いておいて、やはりキッスが”Detroit Rock City”、エアロが”Let The Music Do The Talking”というオープニングなんて本当にチビリものです。ああ、ああ(泣)。

 しょうがない、ブートレグで我慢しましょうか。

 (それにしても、星条旗レスポールはカッコ良いですねえ、ペリーさん)
by biturbo93 | 2005-08-22 23:43 | MUSIC_ROCK
Elvis Costello 「KOJAK Variety」
バイタリティ溢れる....カヴァーの量も並じゃあないです。
Elvis Costello 「KOJAK Variety」
このアルバムもカヴァー、カヴァー、カヴァー一辺倒のアルバムです。本当にコステロ先生は奥が深くて予想も出来なければ常人で追いつくことなんて出来ません。
あの名作(と勝手にアッシが決めている)カントリー・カヴァーの「Almost Blue」では、自分の父親も見据えたルーツ・ミュージックで自分を見つめ直す作業をしたデクラン青年ですが、この「KOJAK Variety」ではルーツというよりはその時点時点でのお気に入りやよく聞いてたものを自分なりに歌ったというものでしょう。そういう意味で「Almost Blue」のような切迫感というか必死感は薄く思いますね。

c0045049_23354441.jpg このアルバムに出てくる元アーティストは本当に様々で、デクラン氏(もうこのアルバム時点では青年ではないから)の幅広い嗜好とそのひねくれ方が良く分かります。このアルバムでは「King Of America」以降でのコンフェデレイツとしてのジェイムズ・バートン達が参加してますが、テレキャス名人バートンはこのアルバムではもう一人のギタリストのマーク・リボーを支える役割に徹しているようです。
 全曲解説は専門誌に任せるとして、元アーティストは、ハウリン・ウルフ、シュープリームス、ボブ・ディラン、ランディ・ニューマン、リトル・リチャード、ジェイムズ・カー、ナット・キング・コール、アリサ・フランクリンそしてキンクス(!)といったところ。

 この中で印象的なのは、まずはディランの”I Threw It All Away”。もとがキレイな曲ですが、その曲に対して非常にザラついたコステロの声がのります。特にこのアルバムではスローナンバーについて今までよりもわざとかと思えるくらいのザラついた部分を強調するんですよね。時期的にアングリーだったような気はしませんが、精神的ザラつきがすぐに表面化される人ですから、もしかしたら実は何かあったのかもしれませんね。ギター的に面白いのはビートルズも演っていた”Leave My Kitten Alone”。ちょっと違ったリボーのスイングソロが聞けます。とってもいい味出してますよ。
 バラードのように一番心をうつのはニューマンの”I've Been Wrong Before”で、本当にゆったりと静かに歌うコステロ先生の声にノックアウトです。本当にこのテを演ると歳を加えるごとに凄くなってゆきますよ、コステロ先生は。また、”Must You Throw Dirt In My Face”でもバートン師匠のギターとともに深い声が響きます。
 そして、やはりアルバムのハイライトはこんな風に演奏されちゃったんじゃレイ・デイヴィスも裸足で逃げ出すキンクスの”Days”です。本当にその豊かな表現力を思い知らされます。恐るべきデクラン氏。

 もちろん、オリジナルでも多作(最近はそうでもない)なコステロ先生ですが、ヴォーナストラック等を含めればそのカヴァープレイも相当なもの。中でも正式にアルバム化されたカヴァー集というのはオリジナルアルバムとひと味違ったアプローチで非常に純粋に楽しく聞けるアルバムでもあります。

 既にこの頃またThe Attractionsとの軋みは来てたんですよね。


c0045049_0101849.jpg使うギターにはこだわらない先生ですが、やはりフェンダー系が似合うと思います。このアルバムから「All This Useless Beauty」発売後の厚生年金会館では相当長いギターソロもキメてくれた先生でした。(かなりの部分でヘロヘロではありましたが)
by biturbo93 | 2005-08-21 22:54 | MUSIC_BEAT