もう、ココにおいて殆どJeff Beck大先生について書く目新しい事はないし、80年代くらいまでの大先生への惚れ込み方についても、このblogを始めた際にかなり書き込んでいるので、ヒマな方は、
ここらあたりから以後をチョコチョコ読んでもらえばわかるはずだ。
最近の大先生についてはほぼ語るべき言葉を持っていない。確かに常に新しい音やメンツを加えてコンサートをしたりアルバムを出していくそのバイタリティ(かなりムラっ気があろうが)と探究心(単に気が向いただけ?)には恐れ入るし、ライブ盤も含めてほぼ全ての音源を聞いてはいるが、特に特にライブへの足が向かない。その場はその場で楽しめるのも分かってはいるけれど、逆に言えば心酔のあまり近年の姿を見たくないと思ってしまう気持ちの方がきっと強くて結局は勇気を出せずに見に行けないでいるのだ。また、客を喜ばすためにはしょうがないが、最近のベスト盤的なセットリストを見ていても「大先生、貴方もそっちに足を踏み入れてしまったのかぁ...」と寂しい気持ちの方が強いし。
ただ、誰の説明を受けずとも、Jeff Beckというギタリストがいかに素晴らしくいかに真のギタリストであるか(逆を言えばギタリストでしかないか)は良く解かっているつもりだし、さすがに記念碑的コンサートだって受け入れるべき時なのではという思いもあって、今回は見なければならないか、とも思ってはいるが...さぁ、どうだろう。最後に足が向くかどうかは今現在僕自身だってわからないのだ。
大先生は「見に来いよ」と呼びかけているのだろうか....。