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by biturbo93
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NWOBHM の続き
やはり、これでした。


NWOBHM の続き_c0045049_22212642.jpgそのNWOBHMの代名詞とも言えるのが、このIRONMAIDEN。アイアンメイデン。その時期首相のサッチャー女史もそう呼ばれてたそうですが。最初聞いたときはすっごくスッカスカに聞こえました。もちろん、ラジオでProwlerを聞いたんですが見事にスッカスカに聞こえる。というかライブではなくレコードですと、その頃ハードロックとかヘヴィメタとか呼ばれてたバンドもかなりのスカスカさを出してましたよ。例外的にブラックサバスはちょっと重めだったかな?ジューダスとかもスカスカでしたね。ただ、ディストーションの効いたギターやリフ多めというのが共通点でしたか?。で、アイアンメイデンは確かにラジオで聞いたProwlerよりもアルバムで聞くと全体的に確かに重いというか固い気がする。ハードロックよりもわりと疾走感あってパンクっぽく聞こえるんだな〜、とこれが新しいヘヴィメタルなのかあと。だって、Voはどこから見ても短髪でパンクっぽいし。ハードロック+パンク+スピード=NWOBHMということですか!と、一人納得してたんですが、別にNWOBHMにそんな定義なんてなくってその時代に英国から出てきたHR=NWOBHMくらいに節操がないものでした。しかも、流行りにまかせてメジャー、インディーともに出てくる出てくる。しかし、そんな雨後のタケノコどもに引導を渡して主役の座を明らかにしたのがこのアイアンメイデンの2枚目「Killers」でした。そして、ジェフベックの興奮から半年後に武道館ではなく中野サンプラザに彼らは来たんです。
NWOBHM の続き_c0045049_22214197.jpgNWOBHM の続き_c0045049_22215942.jpgその時代にIRON MAIDEN,SAMSON,SAXONとか初期NWOBHMとして登場したんですが、ある意味アイアンメイデンより大きなスケール感で大器か?と思われたサクソン。曲調はアイアンメイデンほど複雑ではなく、ストレートなヘヴィメタとして受け入れられたし、モーターサイクルといった分かりやすい疾走感を題材にしてたんですが、いかんせんライブで前面にきてカッコイイのがVoのビフくらい。というより、ほぼビフのバンド。ストレートだけに展開が少なくマンネリ化したせいかアイアンメイデンがどんどんメンバー変えてアメリカにも進出していくのを横目に見ながら細々(ではないかもしれないが)と活動は続けてナント!今でも現役でSAXONは継続しているんです。そんなSAXONの中では既にアイアンメイデンとの決定的な差がついた後ではあるけれど「Princess of the Night」がビフの声には合っていて好きですねえ。というか今になってよくよく聞いてみるとこの声はちょっとヘヴィメタとしては無理があったんじゃないか?と思ってしまうような澄んだトーンでのシャウトでありました。
 ちなみに来日したのかもしれませんが行ってません。
NWOBHM の続き_c0045049_22221360.jpg
しかし、この後ホントに日本にもヘヴィメタブームはやってきたし、USAでもヘヴィメタブームですよ。LAメタルだ、北欧メタルだ、MTV JAPANでもヘヴィメタ専門の日まで出てきてしまったというほど。そんな風潮に次第について行けずに........となるんですが、とりあえず次回は81年中野サンプラザ近辺のお話。


by biturbo93 | 2005-03-31 23:50 | MUSIC_ROCK
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