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by biturbo93
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AC/DC 1982 武道館
AC/DC 1982 武道館_c0045049_01488.jpgそりゃーもう、ドッカンドッカンですよ。BACK IN BLACKが出た時は見に行かずに友人からその凄さを聞いて悔やんだこともあり、このライブだけは見逃せませんでした。並びましたよ、日本橋の赤城屋に(笑)。前夜から仲間と。なんか、このチケット取りのすっごい寒い記憶があるんですけど、来日自体は6月ですね。この頃ヘヴィメタルブームで色々なバンドが来日してIRON MAIDEN(こりゃ良かった)とかもきましたけど、MSGだろうがRAINBOWだろうがこれまで見てきたバンドではHALLクラスのバンドとは思えないちんまりとしたステージを展開してくれてて期待を遥かに超えたライブっていうのはKISSJeff Beck 80年しかいなかったんですね。そんな中でこのAC/DC”For Those About To Rock”なんて凄いスケールのアルバム出しちゃうし、向こうではラストにタイトル曲をやるときに本当に大砲が出てきてドッカンドッカン火花をあげてる!なんて聞こえてくるともういてもたってもいられないわけです。いやがおうにも期待が高まり過ぎてしまうんですねえ。
AC/DC 1982 武道館_c0045049_02229.jpg唐突ですけど、”For Those About To Rock”アルバムの”For Those About To Rock (We Salute You)”って真の意味でのロックンロール(ハードロック)讃歌だと思うのですよ。これ以上のスケールの大きいROCKを聞かせてくれる曲があるのならば誰かアッシに教えてくれよ〜、というくらいの。この1曲においてはAC/DCはZEPをも超えてるんです。ハードロッカーだったら誰もがこの曲に寄り添って生きなきゃならないくらいの金字塔なんですよ。だからこそ、そのツアーである武道館には是が非でも駆けつけて、目を見開いて耳をかっぽじって聞かなきゃならないのです。ということで、金色の玉ねぎ目指して馳せ参じました。
AC/DC 1982 武道館_c0045049_021288.jpg徹夜して(ホントは毛布で寝てたけど)入手したおかげでワリとアリーナの良いところに陣取り、今か今かと彼らを待ちました。暗転...。しばらくは音楽も流れてますが、それもピタっとやんだら、もう武道館中が雄叫びです。AC/DCですもの、変なミーハー(アッシか)やグルーピー達はいつもより少なく筋金入りのハードロック好きがこの武道館に集まってます。その期待感があの雄叫びなのですよ。そして

ゴーン、ゴーン.......。
きましたよ、コレですよ。ありましたよ、ステージにあの鐘が。会場の雄叫びはさらに増してスポットライトを浴びて振り子のように全身バンキングのアンガスがリフを弾きながら登場です。この時はもう武道館が小さく感じるほどの広がりを感じましたね。AC/DCの音の存在感がもの凄くデカイ!。それはそれは臆してしまうほどに。なんか、そのドデカイ大音量に身体全体が包まれるような感じで、ウルサイはずなのに心地良いんですよ。なんか気持ちいい(笑)。
AC/DC 1982 武道館_c0045049_022359.jpgそこから、ずーっとハイテンションを保ちながら(アンガス死んじゃうんじゃないか?と本気で思った)、曲は進みます。(細かいことを覚えてないので一緒にいった友人に再確認したけど間違ってたらメンゴです)
SETLIST
・Hells Bells
・Shot Down In Flames
・Sin City
・Shot To Thrill
・Back In Black(飛び起きた)
・Bad Boy Boogie
・Rock'n Roll Ain't Noise Pollution
・The Jack
・Highway To Hell
・Let's Get It Up
・Dirty Deeds Done Dirt Cheep
・Whole Lotta Rosie(大盛り上がり)
・Let There Be Rock(これも大盛り上がり)
AC/DC 1982 武道館_c0045049_024237.jpgそのスケールの大きい音楽に包まれてあまりの心地良さに正直眠ってしまいました(笑)。立ちながら。そして、”Back In Black”でハッとして飛び起きたんですねえ(笑)。目を見開いていられなかったんです、お恥ずかしながら。そしてそして、アンコールになだれ込み最高潮に”you shook me all night long”。もちろん、大盛り上がりのノリノリのミドルチューンで会場全体は横揺れで、アンガスは変わらずに振り子を続け、shook me all night longのコーラスではマルコムも仁王立ちしながら声を張り上げてます。このマルコムもアンガスとは対照的にステージアクションもクソくらえって感じでずーっと仁王立ち(笑)。信念を感じます。でもAC/DCのスケール感を担ってるのはマルコムなことも確認しました。同じようにサイドギターに徹することではScorpions”兄”がいますが、その成り立ちは対照的です。そしてミドルチューンが終わるとついについにウルトラ級な幕開けを予感させるアンガスのイントロのリフ、マルコムフィルも段々と加わって”For Those About To Rock (We Salute You)”の始まりです。震えがきますよ、ほんとに。大砲もありますしね。ブライアンもよく声が出ますなあ、と敬服。そして、後半の”Fire!”とともにドッカーン!ええ、あちらの国と違って花火が実際に飛ばなかったなんてことはどうでもいいです。確かに大砲はドッカンドッカン鳴ってました。最後の乱れうちまでね。ああ、これで終わったと思ったところに多少なごやかに”TNTだいな!まいと!”で締めくくり。はあ、ぐったり。こんなに心地よいライブ疲れはないでしょうね。(心地よすぎて本当に眠ったのはご愛嬌)
これほどスケールのデカイステージにはその後しばらくお目にかからなかったです。KISSと同じで、このライブが良すぎて良すぎてその後(といっても20年近くあと)の来日にも行けませんですよ。それまでの常識を見事にひっくり返してくれたAC/DCの82年武道館。未だに幸せな瞬間でありました。




あ、DVD出てるんだっけ。
by biturbo93 | 2005-05-11 23:42 | MUSIC_ROCK
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