John Waite 「No Brakes」
80年代になって、MTVでこのプロモを見た時にどうしても最初は思い出せなかった顔ですが、その後で思い出したのが
THE BABYS。ああ、ああ、あのジョン・ウェイト。ええ?あのハードロックのベイビーズの?というのが本音のところで、なかなか結びつかなかった覚えがあります。
だって、その時代の新興ハードロックバンド達と言えば
チープ・トリック、ティーズ(カナダのね)、スターズ(チープ・トリック以外分かる人少ないだろうなあ)、とわりと見た目派手&軟派なグループ達だった時代に、スーツで決めた硬派な大人ムード満載のバンドって感じだったのですから。そう、一見さんお断りみたいに。
でも、よくよく考えてみるとその頃からジョン・ウェイトに関してはソロをやりそうな顔してましたですね。
ということで、ソロ後(2作目)の大ヒット、というかほぼこれ一発キリとなる
”Missing You”は丁度その時代にマッチした音を出してきたのではないでしょうか?。相変わらず、力を抜くとハスキーな女性ヴォーカルみたいに聞こえる声で歌い上げます。見た目もワリとクールな感じなので、これを機に大ブレイクかと思いきや世の中はそんなに甘くなかったようです。まあ、この曲自体イントロは結構印象的なものの、単調さは否めず、アルバム全体にしてはもっと平坦な印象に終始していましたから、もう一皮むけないとと思っていたら、
BAD ENGLISH。ま、その話と70年代ブレイク出来なかったものの、クールさを体現させてくれた
THE BABYSはまたの機会といたしましょう。
見た目はかなりカッコイイのにねえ。