もう、何回か書いてますけど
RIOT 「Rock City」
ハードロックでもなんでも、たまに自分の耳が原点に戻りたい時に聞く筆頭のアルバムの1枚として、この
RIOTの
「Rock City」があります。以前にはこのアルバム出しながらも2枚目である
「Narita」のことを書いたのですが、やはり原点はココ。このファーストにRIOTの全てが詰まってるといっても過言ではないと思います。しつこいようですが、Voの
ガイ・スペランザが居た頃のRIOTにしか興味がないので3枚目までなのですが、アッシの中でのハードロックというイメージはこのRIOTのようなある意味ポップさを踏まえながらも歪んだギターをバックにするものと(
KISS、ANGEL、STARZetc...)、バンド自体でスケールの大きいR&Rを披露するもの(
AC/DC、Zep、後期Cult...)が基本となっているわけでして、他の音に飽きたりすると原点回帰するところでもあるんです。確かにミーハーなPOPソングやPUNK的タテノリBEATも好きなのですが原点と言えばコレ。
そんな、原点の音と曲が濃密に詰まってるのがこのアルバムです。
もちろん、RIOTのヘヴィなファンでなくともきっと名曲
”Warrior”は聞いたことがあると思いますが、この中ではポップセンスがかなり良い形で詰まったタイトル曲
”Rock City”や、ポップメドレー的な
”Gypsy Queen”と
”This Is What I Get”など、ガイ・スペランザならではの声質を生かしたイカした(洒落じゃあない)曲満載です。いわゆるヘヴィメタル的な速弾きギターを
マーク・リールに求めるのは無理ですが、くどくないあっさりとしたメロディックなギターもバンドサウンドとして非常に上手くおさまってます。ハードロックファンの中でどの程度RIOTに対しての認識があるのかが分かりませんが、中でもポップチックなものがお好きならばぜひともぜひとも聞いていただきたいし、損はしないアルバムですよ。いや、ほんとに。
1.Desperation
2.Warrior
3.Rock City
4.Overdrive
5.Angel
6.Tokyo Rose
7.Heart of Fire
8.Gypsy Queen
9.This Is What I Get
あ、先日のGirlSchoolに関しては書けと言われてももう書くことがなかったりして(笑)。失礼。