もちろん、「卒業」。
「卒業」(The Graduate)
Simon & Garfunkel 「Greatest Hits」
サイモンとガーファンクルはもちろんリアルな訳もなく、小さい頃にドッキンドッキンしながら見た、この
「卒業」で全編に使われてるのから後聴きした。それと同じようにその時にはただの小さい赤いスポーツカーだと思ったのが
Alfaromeo Spiderだというのも後から知った。
それはそれはこの映画に似合ったステキなスポーツカーだったのだけれど、同じような類だと思っていた
MG-B(くらいに映画の中では軽快に見える)なんかよりはモッサリユラーリとしたクルマと分かったのは実際に運転することが出来た相当後のことである。
70年代中後半のロック民主化からパンク登場というRock&Beatな時期からの洋楽スタートだったので、それ以前のフォークやアコやサイケ等にはあんまり思い入れがないのだけれど、やはりこのサイモンとガーファンクルは完全に別格である。特別に肩入れするワケではないけど認めてしまう前世代の
Beatlesや
Beach Boysなんかと同じような存在に自分の中でなってしまっているので、浸りまくる事もない代わりに聞き飽きることもないし、何処かで流れていて不快な気分になることもないし、逆に口ずさんでしまうようなものなのだ。ジャンルを超えてしまってもはやスタンダード化してるのだろう。あ、
カーペンターズなんかも同列だ。
言わずもがなだろうけれど、
”Sound of Silence”と
”Scarborough Fair”の曲としての美しさは誰も異論を挟めないだろうし、抵抗も出来ないほどだと思う。ひれ伏すのみ。
僕的には
”Mrs. Robinson”のような軽快な曲も大好きだし.......。と、その完成さを褒め称えるくらいしか特に書くことも出来ないくらいではないか。嗚呼。なんとつまらない文になってしまったことか(笑)。
おっと、なんか連続して懐メロトークになってしまった。