JOHNNY,LOUIS&CHARでこの曲カッコ良かった....
Char 「Moon Child」
このアルバム自体は
JOHNNY,LOUIS&CHARではなく、Charのソロ名義で気心のしれた仲間と楽しく作った的なアルバムだけれども、その後ずっとライブでも演奏された名曲
”からまわり”が収録されているだけでもう十分なくらいなもの。
その”からまわり”はJOHNNY,LOUIS&CHARのライブで何回か聴いているが、それはそれは緊迫感があってブンブンなドライヴィングしたすっげえ”からまわり”だった。もともとが、結構インプロっぽい雰囲気を大事にした曲なのだけれど、それがあの3人のライブともなるとさらにノリにのったインプロ部分を聴かせてくれたのだ。もちろん、いつも凄いワケでもなく、凄い反面ズレる時や奔放にやり過ぎて(加部さん.....)ポカな時も大いに有るところだって非常にJOHNNY,LOUIS&CHARらしいし、彼等の非常に良い部分(場合によっては悪い部分も)が溢れ出てくるのがこの”からまわり”でもある。
そんな緊迫したライブとは別にこのスタジオ盤はインプロっぽい素地はありながらも、スタジオならでは(参加メンバーもですね)の安心したテイクが聴ける。このアルバム自体が初期のソロ作品のようなリラックスしたアルバムなので、ここまでのアレンジで十分だと思う。僕なんかだと初期の歌謡路線も十分好きな方なのでこのアルバムだって非常にCharの一面が出てて好感が持てる。特に
”SHOW WHAT YOU'VE GOT INSIDE OF YOU -MAMA-”のギターの音なんて本当に初期の音そっくりだし。
でも、未だにこういった全盛期の頃を間近で見られたのが幸せだったんだなあ、としみじみ思えるアーティストの一人なのだ、Charは。(ESPのCharモデルにも大いに憧れた記憶がある)