言わずと知れたGibson ES-335。僕らオジサン世代にとっては、フュージョン、クロスオーバー、と言ったインスト系の代名詞ギターであって思い浮かぶギタリストもLarry Carlton、Lee Ritenourなどなど。その当時Rock&Punkでデンジャラス(笑)な音がカッチョイイと思ってた少年達には非常に軟派でカッコ悪くて、シャレでもステージじゃあ持ちたくないぜ的な存在だったが、グランジ以降時代は変わってこのES-335や他セミアコでRockをガンガン弾く既成概念にとらわれない世代が増えていった。うーん、別に聴いててセミアコである必然性は殆ど感じないワケだが、まあある意味Rockなんて必然性とは無縁だからその使い方がRock的と言えなくもないだろう。でも、ハズシ的な使い方でもないんだよね。なんか335をセレクトしました、っていう感じ。そういった意味でコイツでパワーコード(この言葉もどうかと.....)をかき鳴らすのもLesPaulかき鳴らすのも彼等世代には同じカタチなのかもしれない。ううむ。
でも、正直オジサンにはコイツでRockは違和感があるのだよ。正直ね。