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by biturbo93
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2005年 11月 20日 ( 1 )
こういうサウンドが最前線だった Lee Ritenour
と思いきや杏里と再婚する等まだまだ枯れてはいないようです。
Lee Ritenour 「Captain's Journey」
 ソフト&メロウなフュージョン・サウンド大全盛な時期はかたや英国ではNEW WAVE&PUNKな嵐が吹き荒れ出した70年代再後期です。いかにも爽やかな西海岸的サウンドの中での2大ギタリストというとラリー・カールトンと、このリー・リトナーです。ラリー・カールトンにMr.335の称号を先に取られてしまったリトナーですが、そのオレンジ・スクィーザー(なぜか殆どのフュージョン・ギタリストが使ってた!)を付けたES335を抱えた姿が印象的ですし、このアルバムにジョーズの代わりに吊られているのももちろん335です。

 実際にROCK及びPUNKにいれこんでいた側の人間としては、そういったイージーリスニング的な音に対してかなり否定的というか非常にななめから見ていて真剣に聴いてはなかったんです(なぜかジョージ・ベンソンだけは聞き惚れていた)が、後年ラリー・カールトンとともにそのあざといイージーさの中に散りばめられたテクニックとセンスには脱帽ものだな、と考えを改めたものです。

 この時代のこういった名盤(と言ってしまって良いのでしょう?)には必ずといっていい程登場してしまうスタジオ稼ぎ頭のデヴィッド・フォスターもエアプレイでの盟友ジェイ・グレイドンももちろん参加です。しかし、この時期ほど参加ミュージシャンのクレジットが大きかった時代はないかもしれません。それ程一流スタジオミュージシャンがもてはやされた時代でして、TOTOみたいなバンドが登場するに至るワケです。

 このアルバムは本当にフュージョンの中でのヒット作の基本となったようなアルバムで誰もがここを目指してたんじゃないか?と思うくらいのモノでした。特に単音、コード双方でのカッティングのデパートくらいな豊富な種類のギターに溢れてます。特に”Sugarloaf Express”なんかもうイントロだけで「恐れ入りましたー」なんてひれ伏してしまうぐらいな王道感ですもの。まさか、この路線でリトナーやカールトンを超えて受け入れられるサウンドを高中正義が造って売れてしまうなんて思いもしなかったものです。但し、そういう意味ではテクニックさえあればある程度同じような音を出してしまえるジャンルということでも当時は敬遠してたのかもしれません。もちろん、若さなりのエモーショナルな面を求めていましたからねえ。
 しかし、今では本当に楽に落ち着いて聴けるこの時代のサウンドは昔にエモーショナルと感じていたサウンドよりも断然に再生率が高いのはやっぱり歳のせいなんでしょうなあ(トホホ)。
by biturbo93 | 2005-11-20 22:52 | MUSIC_POP